研究課題/領域番号 |
17580006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
育種学
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研究機関 | 横浜市立大学 (2006-2007) 奈良先端科学技術大学院大学 (2005) |
研究代表者 |
一色 正之 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 准教授 (10314543)
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研究分担者 |
島本 功 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (10263427)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | Waxy / アミロース / スプライシング / イネ / dull / Cap結合タンパク質 / スプライソソーム / FCA / PRP1 / CBP20 / GFP / Yeast-two hybrid / 遺伝子単離 / RNAi |
研究概要 |
良食味米の育種にも使われているdull突然変異体(du)は低アミロースの表現形を示す。dullはスプライシングを行うスプライソソームを構築するために必須の因子である酵母PRP1のホモログの変異であることがわかった。さらに、du3はRNAのキャップ構造に結合するCap-Binding Complexを成する20kDサブユニット(CBP20)のホモログの変異体であった。 1.du1について、Yeast two-hybrid法を用いて結合因子の探索を行った。その結果、PRP1と同じくU4snRNPとU5sn囲Pをつなぐ役割をするPRP31のイネホモログに結合した。 2.mRNAの選択的プロセシングが行われていることが知られているFCA遺伝子について、du3変異体およびDu3 RNAiの影響を調べた。この結果、FcA mRNAのうち、第3イントロンにポリAが付加したFCA βの発現量がdu3変異体およびDu3 RNAiで著しく低下していることがわかった。 3.Du1およびDu3の細胞内局在についてGFP融合遺伝子を用いて解析を行った。どちらの因子も核内に局在し、一部穎粒状になって蛍光を発していた。さらに、du3の1アミノ酸置換したタンパク質についても観察したが、野生型との違いは見られなかった。 4.Du2のマップベースドクローニングにより、座乗領域が第一染色体の164.1〜169.6cMであることをつきとめた。
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