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新たな環境資源評価法とエコトレイル整備計画による森林と人の共生

研究課題

研究課題/領域番号 17580124
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 林学・森林工学
研究機関東京大学

研究代表者

酒井 秀夫 (2006)  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (70126069)

小林 洋司 (2005)  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00111394)

研究分担者 仁多見 俊夫  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教授 (20192255)
酒井 秀夫  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70126069)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード森林 / 環境評価 / エコトレイル / PUM法 / 運動強度 / 森林療法 / モノレール / ボランティア / 環境資源 / 林道 / 歩道 / 心拍数 / 景観 / 勾配
研究概要

森林を環境面で価値評価するとともに、森林の環境的価値を損なうことなく、人が森林にふれあうことを可能にするエコトレイルの整備計画について指針を確立していかなければならない。森林の機能評価法としてPotential Up Method(PUM法)を提案した。木材生産機能、水土保全機能、生活環境保全機能の各ポテンシャル値を求め、合計値をもって森林の総合評価を行い、実際の路線選定のモデル提示を行った。また、森林がレクリエーションや保健休養、精神活動として人間活動に関わる場合、森林の場としての提供を明確にしておかなければならない。デンマークにおける国有林、私有林の立ち入り、利用と、アメリカのオレゴン州立大学演習林のボランティア活動によるトレイル整備の事例に基づいて、森林の場の提供について考察した。森林療法における森林内散策では、森林内道路の勾配と運動強度の関係を明らかにし、消費エネルギー地図の作成を試みた。さらに肉体負担の適正水準の検討を行い、快適さを維持して歩行移動する際には、縦断勾配を10〜15%、15〜23%とすることが適切であることを提示した。起伏量と傾斜から山岳森林エリアを特色づけ、登坂コースにモノレールを組み入れて、歩行登坂の負担を少なくするとともに、適切な時間で移動可能とするデザイン設計を行った。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 作業道の路体構造と支持力について、2005

    • 著者名/発表者名
      小林 洋司, 仁多見俊夫, 有賀 一広, 櫻井 倫, 杉浦直重
    • 雑誌名

      東京大学演習林報告 113号

      ページ: 241-256

    • NAID

      120001092974

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 作業道の路体構造と支持力2005

    • 著者名/発表者名
      小林 洋司
    • 雑誌名

      林道 42・7

      ページ: 8-16

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 森林利用学2006

    • 著者名/発表者名
      小林 洋司
    • 総ページ数
      161
    • 出版者
      東京大学大学院農学生命科学研究科森林利用学研究室
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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