研究課題/領域番号 |
17580138
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
林産科学・木質工学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
鈴木 滋彦 静岡大学, 農学部, 教授 (40115449)
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研究分担者 |
名波 直道 静岡大学, 農学部, 准教授 (10291395)
渡邊 拡 (渡邉 拡) 静岡大学, 農学部, 准教授 (20293714)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,650千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ハイブリッド合板 / スギ合板 / ストランドボード / 解体材ストランド / API接着剤 / ユーカリ / 配向性ストランドボード / APIれ接着剤 |
研究概要 |
資源循環型の木質パネルの利用スキームを提案することを目的として、その技術的な裏付けを実験的に検証することを課題とした。国産針葉樹の小径・中径材の利用、建築解体材や木材産業から排出されるリサイクル材の利用が課題となり、さらに、海外における植林木を加え、これらをハイブリッド化することで、新しい木質パネルの流れを創造することを目的とした。成果は以下に集約される。 ユーカリ単板およびスギ単板から構成される実大寸法の合板(ハイブリッド合板)を製造し、性能評価試験を実施した。表層にユーカリを用いた28mm厚合板では極めて高い弾性率が得られた。しかしながら、品質の調査では、スギ単板を表層に用いた合板の方が性能は劣るものの、好まれる傾向が見られた。また、良質スギ単板を用いた9mm厚合板においても、同様に高い弾性定数を得ることができた。この後、構造用途への利用が期待される。 表層にスギストランド、芯層に解体材パーティクルを配置した3層化したストランドボードを製造し、物性を評価した。また、表層ストランド2層化しそれぞれ直交配向させた5層リサイクル材複合ストランドボードを設計し試作した。5層ストランドボードについて、表層ストランドの配向効果が最も物性に寄与することが実証された。ヤング係数については、単層ボードの値を用いて予測が可能であることが示された。 ストランドボードの耐久性能試験を実施し、耐水性能に優れることが検証された。特に薄く切削したスギストランドを用いたボードでは、厚さ膨張率が低く抑えられることが確認できた。
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