研究課題/領域番号 |
17580272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
西野 佳以 麻布大学, 獣医学部, 講師 (00271544)
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研究分担者 |
斑目 広郎 麻布大学, 獣医学部, 助教授 (20173768)
舟場 正幸 麻布大学, 獣医学部, 助教授 (40238655)
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連携研究者 |
斑目 広郎 麻布大学, 動物病院, 准教授 (20173768)
舟場 正幸 京都大学, 農学研究科, 准教授 (40238655)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ボルナ病 / ボルナ病ウイルス / 中枢神経疾患 / 遺伝子変異 / 行動異常 / 運動機能障害 / 実験感染 / ラット / 馴化 / TGF-βファミリー / 行動学的異常 / 神経症状 / 中枢神経系 / 運動機能疾患 |
研究概要 |
成ならびに新生仔F344ラットにおけるBDV感染病態の解析を行い、BDV-CRNP5株がCRP3株に比べて病原性が高いことが示された。成F344ラット脳内のTGF-βファミリーの遺伝子発現を調べたところ、TGF-β1およびインヒビン/アクチビンβΕの発現がウイルス株に関わらず有意に増加し、インヒビン/アクチビンβCが重篤な発症をした感染群においてのみ増加する傾向が認められた。また、TGF-β1受容体であるALK5とTβRII遺伝子もウイルス株に関わらず発現増加していた。 宿主に馴化することによるBDVゲノムの変化を調べた。その結果、遺伝子の変化には3パターンが認められた。すなわち1) ラットにおける継代では変化が認められなかったがマウスにおける継代では100%変化した(エンベロープ遺伝子における2遺伝子)、2) ラットにおける継代では10%前後のマイナー集団として変化した遺伝子が維持されるが、マウスにおける継代では100%変化した(L-ポリメラーゼ遺伝子における1遺伝子)、および3) ラットにおける継代では継代数に従い変化した遺伝子がメジャー集団へと置き換わったが、マウスにおける継代では変化は認められなかった(L-ポリメラーゼ遺伝子における1遺伝子)
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