研究課題/領域番号 |
17590398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
岡田 信彦 北里大学, 薬学部, 助教授 (80194364)
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研究分担者 |
羽田 健 北里大学, 薬学部, 助教 (00348591)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | サルモネラ / マクロファージ / III型分泌機構 / エフェクター / アガロース二次元電気泳動法 / 感染症 / 細菌 / プロテオーム解析 / III型たん白質分泌機構 |
研究概要 |
本研究は、Salmonella pathogenicity island 2 (SPI-2)に依存したサルモネラ小胞の成熟に必要なエフェクターをプロテオミクステクノロジーを駆使して網羅的に同定することを試みた。 (1)サルモネラ野生株を用いて、SPI-2発現誘導条件下で培養した上清中のたん白質を濃縮・精製し、アガロースニ次元電気泳動法で分離し、検出された17スポットのたん白質を同定したところ、16個は鞭毛のFliC、残りは外膜たん白質であるPagCであった。SPI-2を介してFliCが分泌されることはすでに報告があるが、分子量の異なるFliCが検出されることについては、今後の検討事項となった。 (2)野生株およびSPI-2発現調節因子であるSsrBの欠失変異株をSPI-2発現誘導条件下で培養した全菌体たん白質を用いてSsrBに誘導されるたん白質の検出を試みた。各菌体試料のたん白質をアガロース二次元電気泳動法で分離した。溶解性の異なる4つのフラクションにおいて、野生株よりもSsrB欠失変異株で発現量が低下した107個のスポットについて、たん白質の同定を行った。これらのたん白質については、現在、エフェクターとしての可能性について解析している。 (3)SPI-2エフェクター間における相互作用について、SifA、SseF、SseG、SifBおよびSseJについて検討した。overlay assayでは、各エフェクターをMBPおよびFLAG融合たん白質として精製したものを使用した。その結果、SifA-SifB、SiB-SseJおよびSifB-SseG間において相互作用することを明らかにした。さらに、SifBおよびSseJは、ホモダイマー(あるいはホモポリマー)を形成することが示唆された。
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