研究課題/領域番号 |
17590460
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 横浜市立大学 (2008) 日本大学 (2005-2007) |
研究代表者 |
寺崎 仁 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 准教授 (90227512)
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研究分担者 |
大道 久 日本大学, 医学部, 教授 (60158805)
梅里 良正 日本大学, 医学部, 准教授 (60213485)
前田 幸宏 日本大学, 医学部, 助手 (10287641)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,850千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 医療の質 / 臨床指標 / 臨床倫理 / インフォームド・コンセント / 患者満足度 / 医療安全 / 病院機能評価 / 評価指標 / グループ診療 / 組織倫理 / 療養病床 / リハビリテーション / ADL区分 / 医療区分 / 診療領域 |
研究概要 |
医療の質評価の尺度として何らかの指標が設定されたときに、数値化される治療成績などを改善しようとして、医師等の医療提供者側には行動の変容が起こるとされている。質の評価は、改善に向けたそのような行動変容を期待して行われるものであるが、時として指標を良くすることが目的化してしまい、患者に提供される医療の質の改善に繋がらないことも懸念される。本研究では、そのような弊害を防ぐ方法として「臨床倫理」を病院医療において確立することの妥当性を、病院関係者や専門家を交えたグループディスカッションやインタビュー等によって検討した。特に、急性期医療に比べて臨床指標の議論が遅れている慢性期の医療における問題点等を探った。また、個々の患者に提供される医療においては、「臨床倫理」が適切に機能していることをどのような事柄によって確認できるのかを、病院医師を対象とした「臨床倫理」に関する研修会を実施するなどして、実用可能なものが開発できるかどうかについても検討した。その結果、「臨床倫理」を確立することが臨床指標を使った医療の質改善の前提として極めて重要であり、また個々の医療においてはインフォームド・コンセントを巡る状況が、「臨床倫理」の適切さを反映しうる事項として有効ではないかと思われた。
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