研究課題/領域番号 |
17590520
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
青山 公治 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (70117472)
|
研究分担者 |
小松 正治 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (30325815)
竹内 亨 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (00188161)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,710千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
|
キーワード | アレルギー / マウス / 感作性試験 / 呼吸器感作性 / リスク評価 / 呼吸器感作 / マウスモデル / 感作性予知試験法 |
研究概要 |
産業化学物質の呼吸器感作性試験法の開発とそれにより得られる感作性のポテンシーにもとづき産業現場へのリスク評価への応用について検討し、以下の成果が得られた。 1.試験物質の気管内直接投与法を導入した本呼吸器感作性試験法は、既知の種々の感作性物質の感作性を適切に評価し、さらに感作性のポテンシーを定量的に評価することを可能にした。これにもとづき、呼吸器感作性試験法の一定の手法ができたと考えられ、ひとつのガイドラインとして、提案しつつある。また、感作濃度を複数設定することにより、一定のアレルギー性炎症反応を惹起するのに必要な感作濃度を見いだすことができ、それらを比較することにより、各感作性物質の相対的なポテンシーを評価できることが示唆された。 2.試験物質のうち、一部について、他機関による本試験法を実施し、その再現性と妥当性が確認された。 3.本試験法により得られる、一定のアレルギー性炎症反応を惹起する感作濃度と、疫学研究によるヒトの感作性情報から得られるヒトのピーク濃度との間に、ある一定の傾向を見出すことができたので、本試験法をもとにヒトにおけるリスク評価の応用の可能性が示唆された。
|