研究課題/領域番号 |
17590522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 中部大学 (2006) 名古屋市立大学 (2005) |
研究代表者 |
城 憲秀 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (10137119)
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研究分担者 |
井谷 徹 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (00072661)
武山 英麿 東海学園大学, 人間健康学部, 講師 (50347407)
榎原 毅 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助手 (50405156)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 産業保健 / 教員労働 / 疲労 / リスクアセスメント / 自主的改善活動 / 幼稚園 / 教育労働 / 自主的改善方法 |
研究概要 |
本研究では、とくに幼稚園教諭の労働負担についての調査、改善活動を実施した。過労につながる労働負担に関する質問紙調査をおこなったが、幼稚園教諭では、勤務時間が一般的に長くなり、休憩がとりにくいなどの状況が判明した。また、運動器症状に関する訴えが多かった。運動器症状のリスクを調査するため、作業姿勢等の解析を目的としたタイムスタディを実施し、幼稚園教諭では、立位時間が長く、さらに、しゃがみ姿勢、膝立ち姿勢などの不自然姿勢も多く購された.その糸課、幼稚園教諭では、勤務時間・休憩時間などの労働条件や作業方法など課題があることが明らかとなった。 上記で判明したリスクを考慮しながら、幼稚園で、改善志向型チェックリストを用い、自主的な改善活動を実践し、作業関連疲労の減弱を目指した介入の試みを行った。現時点では2幼稚園で実施したのみであり、客観的に明確な評価はできないものの、職場のリスクを分析しながら自主的に改善していく手法は、活動に参加した多くの幼稚園教諭で改善活動としても用であるとの賛同を得ている。
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