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体力と生殖機能の関連について

研究課題

研究課題/領域番号 17590540
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関鳥取大学

研究代表者

清水 克哉  鳥取大学, 医学部, 教授 (80032324)

研究分担者 加藤 敏明  鳥取大学, 医学部, 助教授 (80161107)
西村 正広  鳥取大学, 医学部, 助手 (10389017)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード最大酸素摂取量 / 脚伸展パワー / 生殖機能 / テストステロン / フリーテストステロン / 精液量 / 精子濃度 / 精子運動率
研究概要

本研究は、1995〜1997年にかけて我々が行った「運動が男性の生殖機能に及ぼす影響について」の調査に続いて、我が国の青年男子の生殖機能の現状を把握することと、体力と生殖機能の関連の有無を検証しようとしたものである。
被験者は、同意書に記名してくれた(研究協力の受諾)鳥取大学の在校生75名であり、青年男子という設定であったので、年齢は18〜26歳の範囲にした。
体力的な要素としては、運動量やホルモンなどの関連が示唆されている全身持久力の指標である最大酸素摂取量と筋パワーの指標である脚伸展パワーを選定し、男性ホルモンや生殖機能との関連について比較・検討した。
生殖機能面では、前回の測定値と比較した結果、精液量や精子濃度の値にはほとんど変化は認められなかった。精子運動率については前回の測定値より13.5%下回っている値が示されたが統計的に有意な差ではなかった。
体力面と生殖機能面との関連を検討してみると、最大酸素摂取量と精子濃度との間、脚伸展パワーと精子運動率との間に低い相関がみられたが有意な相関は認められなかった。
体力面と男性ホルモンとの関連については、最大酸素摂取量とフリーテストステロンとの間に1%水準で負の有意な相関が認められた。脚伸展パワーと男性ホルモンとの間には全く関連が認められなかった。
生殖機能面と男性ホルモンとの関連では、精液量とテストステロン及びフリーテストステロンとの間に負の相関がみられたが有意な相関ではなかった。精子濃度や精子運動率と男性ホルモンとの間には関連は認められなかった。
生殖機能の各測定値間の関連では、精子濃度と精子運動率との間に1%水準で正の有意な相関が認められた。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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