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医療と介護の切れ目ないリハビリテーションの提供が要介護度の変化におよぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 17590550
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

樋口 由美 (2006-2007)  大阪府立大, 講師 (60312188)

長野 聖 (2005)  大阪府立大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (80353035)

研究分担者 長野 聖  大阪府立大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (80353035)
樋口 由美  大阪府立大学, 総合リハビリテーション学部, 助手 (60312188)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,910千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードリハビリテーション / 要介護度 / 訪問リハビリテーション / 地域ケア
研究概要

1.研究の目的
本研究の目的は、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)が携わる訪問リハビリテーション(訪問リハ)の開始時から1か月間の実施頻度、訪問リハ開始までの期間、および利用者の移乗・移動能力の変化について縦断調査することにより、訪問リハにおける早期介入の効果を明らかにすることである。
2.対象と方法
対象は、PT、OTが訪問看護7および「訪問リハビリテーション」に従事し、調査協力が可能な施設12施設において、初回評価ならびに1か月後の評価が実施できた訪問リハ利用者21名である。評価項目は「Functional Independence Measure(FIM)の移動、移乗5項目の得点」、「要介護基準時間」であり、「医療におけるリハビリテーション終了から訪問リハ開始までの期間」および「1か月間の訪問リハ実施頻度」との関連性について分析した。
3.結果と考察
訪問リハ開始までの期間を「1か月未満」「1か月以上」に、1か月間の訪問リハ実施頻度を「8回未満」、「8回以上」に2区分し、区分間でFIM得点の変化について比較した(Wilcoxonの符号付き順位検定)。1か月未満群のFIM得点は17.3点から21.7点に有意に増加したが、1か月以上群は有意な変化を認めなかった。また、8回未満群のFIM得点は13.7点から16.6点、8回以上群は17.2から21.8点に、いずれも有意に増加した(p>.05)。
訪問リハ開始までの期間が「1か月未満」の方が、訪問リハ実施頻度は高い傾向を示したが、今年度の調査結果ではリハ介入の頻度よりも、リハ開始までの時間の方が、訪問リハ利用者の利得に及ぼす影響は大きいと思われる。今後は、対象者数の確保に努めると共に、リハ実施プログラムなどの介入要因を加えて分析を進めていく。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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