研究課題/領域番号 |
17590600
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
上山 敬司 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (50264875)
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研究分担者 |
羽野 卓三 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (90156381)
鶴尾 吉宏 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (90207449)
川邊 哲也 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (60508034)
清水 靖仁 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教授 (80235671)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,980千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 性ホルモン / 情動的ストレス / 遺伝子発現 / たこつぼ型心筋症 / 動物モデル / エストロゲン受容体 / アンドロゲン受容体 / 酸化的ストレス / 男性更年期 / 性差 / 交感神経-副腎髄質 |
研究概要 |
ストレス応答における性差を性ホルモンレベルの変化から解明するため、エストロゲンとアンドロゲンの効果を検証した。 たこつぼ型心筋症は閉経後の女性に好発し、著しい性差がある。我々は不動化ストレス負荷を負荷したラットはたこつぼ型心筋症の動物モデルに成り得ること、エストロゲンの慢性投与でこの収縮不全が改善することを示した。エストロゲンの作用機序を脳、副腎、心臓で解析した。エストロゲン補充により、辺縁系→視床下部→副腎→心臓の各レベルでストレス応答が低下したが、心臓における心血管系保護物質の発現が増加した。エストロゲンは自律神経系を介する間接作用、および心臓への直接作用により、情動的ストレスに対して心保護効果を示す。 男性においても加齢に伴うアンドロゲンの減少による男性更年期が注目されているが、アンドロゲンレベルの変化も中枢神経系でのストレス応答を修飾することが示唆された。またオスの心臓においても、エストロゲンは心血管系保護物質を増加させることでストレスによる心機能不全を改善することを見出した。
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