研究課題/領域番号 |
17590697
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
菊池 健次郎 旭川医大, 医学部, 教授 (30045455)
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研究分担者 |
長谷部 直幸 旭川医科大学, 医学部, 助教授 (30192272)
川辺 淳一 旭川医科大学, 医学部, 助手 (10400087)
竹原 有史 旭川医科大学, 大学病院, 医員 (90374793)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,670千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | Vascular Stiffness / Caveolae / Caveolin / Microtubule / 血管平滑筋細胞 / アデノウイルス |
研究概要 |
本研究の目的は、細胞膜に存在する力ベオリンの血管stiffnessに及ぼす役割の解明にある。そのため、以下の目的を掲げている。 目的1:進展刺激によるmicrotubuleの重合形成に及ぼすカベオリンの影響を明らかにする。目的2:カベオリンのmicrotubuleの重合調節効果の機序を明らかにする。 目的3:血管stiffness亢進が血管壁細胞(特に血管平滑筋細胞)のマイクロチューブの重合状態あるいはcaveolinの発現量、caveolaeの構造変化と関連するのか、明らかにする。現在、主に培養血管平滑筋細胞(VSMC)を用いたin vitroの実験系で、カベオリンのmicrotubuleへの重合形成への調節機序解明の実験を遂行している。今年度における研究達成状況は以下のとおりである。 1.遺伝子組み換え(caveolin senseおよびantisense)アデノウイルス作成し,平滑筋細胞内のcaveolin量を過剰発現および減少させることに成功した. 2.同ウイルス感染によりcaveolin発現を変化させた平滑筋細胞におけるmicrotubuleの重合性に影響を与えることを明らかにした. 3.今後,大動脈stiffnessが高めたラットモデル,すなわち腹部大動脈狭窄あるいは,anngiotensinII投与による高血圧モデルを作成し,同血管壁でのstiffnessにおよぼすcaveolinの働きを評価する.
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