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TRHノックアウトマウスより単離した新規摂食関連脳内ペプチドmDP1の解析

研究課題

研究課題/領域番号 17590953
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 内分泌学
研究機関群馬大学

研究代表者

山田 正信  群馬大学, 医学部, 講師 (90261833)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,670千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードTRH / mDP1 / ノックアウトマウス
研究概要

野生型マウスおよびTRHノックアウトマウス(TRHKO)の小脳よりmRNAを抽出し、subtractive hybridizationならびにcDNA microarray法を用いて、TRHKOで発現が低下している遺伝子群を同定した。絶食にした野生型マウスにおいてその発現量に変化があるcDNAを抽出しmDP1が得られた。mDP1 mRNA脳内発現分布については、野生型マウスの特に大脳皮質、小脳、視床下部で強く発現していた,当該研究期間内に以下のような研究を実施した。
1.mDP1mRNAの臓器ならびに各種細胞、胎生期における発現の検討
ノーザン解析の結果mDP1mRNAは、全身の臓器において発現しているが、特に心臓、大脳、腎臓で強く発現し、胎生初期からその発現を認めるものの、次第にその発現は増強することが明らかとなった。また、細胞株では、ヒト小脳髄芽腫由来のHTB-185細胞株で発現が強かった。
2.mDP1ノックアウトマウスの作製と解析
遺伝子ターゲティングを用いてmDP1ノックアウトマウスを作製した。サザーン解析にてホモ接合体では正常のアリルが完全に欠損していることを確認した。mDP1mRNAが実際に欠損していることをノーザン解析にて検討し、さらにmDP1蛋白質の欠損をウエスタンブロット法にて確認した。
これらのマウスがメンデルの法則に従い生まれることをまず確認し、mDP1ノックアウトマウスは、胎生致死ではないことが判明した。さらに表現型の解析を開始した。
3.体重の変化
通常食にては、野生型とノックアウトマウスでは体重増加に変化を認めなかったが、高脂肪食投与により肥満抵抗性を示し体重の増加が抑制された。
4.耐糖能並びに血清脂質の変化
糖負荷試験を行い、mDP1ノックアウトマウスの耐糖能は正常であったが、血清中性脂肪が著明に低下していることが判明した。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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