研究課題/領域番号 |
17591015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
緒方 清行 日本医科大学, 医学部, 教授 (20169171)
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研究分担者 |
田村 秀人 日本医科大学, 医学部, 助教 (70256949)
辻 孝 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (50339131)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,710千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 骨髄異形成症候群 / 白血病幹細胞 / CD45 / CD7 / 骨髓異形成症侯群 |
研究概要 |
骨髄異形成症候群(MDS)において、CD45陰性芽球が検出されることを確認しその機能について報告した。現在までの検討ではCD45陰性芽球に明確なin vivoでの白血病幹細胞活性は見い出されていない。しかし、MDS細胞の増殖能は元来不安定であるため、通常のin vivo assay系で活性が検出できなくても、幹細胞である可能性がある。一方、今回の研究過程で、一部のCD45陰性細胞はCD7を発現していることを見い出した。そこで、MDS芽球についてCD7の発現の有無と細胞増殖能やアポトーシスとの関連を検討したところ、CD7陽性芽球はCD7陰性芽球に比べ増殖力が高いことが判った。 また、これらの幹細胞研究を通じて深めた理論的考察から、「骨髄系の分化能を持ちながら自己複製能を持つ」従来の定説とは異なる幹細胞が人間に存在し、MDSや急性骨髄性白血病ではこの「骨髄系幹細胞」が腫瘍化しているのではないかと考え、その概念を発表した。 さらに、これらの研究を通じてMDS芽球の抗原発現がMDSでは特殊なパターンを示し、これがMDSの診断を確認する上でも役立つことも見い出した。
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