研究課題/領域番号 |
17591208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 国立精神・神経センター |
研究代表者 |
峯田 聖 国立精神・神経センター, 武蔵病院・医局, 医師 (30304893)
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研究分担者 |
岡崎 祐士 東京都立松沢病院, 院長 (40010318)
石黒 浩毅 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 講師 (20375489)
有波 忠雄 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (10212648)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 統合失調症 / 一卵性双生児不一致例 / ε-sarcoglycan / ジストニア / 新規原因遺伝子 / ゲノムインプリンティング / DNAメチル化 / Allele specific expression |
研究概要 |
統合失調症一卵性双生児の不一致例の培養リンパ芽球のcDNAのDNA microarrayを用いた発現量解析でもっとも差異があり、quantitative RT-PCR法により遺伝子発現量の差異が確認されたε-sarcoglycan(SGCE)遺伝子について、Allele specific expression法(Taqman法、SNaPshot法)によりallele間の発現の差異を定量した。 また、統合失調症48人についてdirect sequencingによりSGCE遺伝子の遺伝子変異検索を行い、promotorを含めた領域にrare variantを発見し、このrare variantを持つ統合失調症家系のcDNAを用いて、Allele specific expressionの系(Taqman法、SNaPshot法)により、不完全インプリンティングの証拠を掴んだ。 統合失調症との関連をさらに明らかにするために、欧米人の統合失調症のトリオ家系114家系を用いて伝達不均衡試験transmission disequilibrium test(TDT)を母系と父系にわけて行ったところ、SGCE遺伝子の親由来による遺伝子刷り込みが統合失調症の発症に関与している可能性を見出した。これは中国人の統合失調症トリオ家系100家系を用いた追試でも確認された。現在、さらに日本人の統合失調症トリオ家系160家系を解析中であり、民族間比較を行う予定である。 今後もε-sarcoglycan(SGCE)遺伝子に焦点を当て、統合失調症におけるSGCEのゲノムインプリンティング機構とDNAメチル化機構を解明していく。
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