研究課題/領域番号 |
17591417
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
千々岩 一男 宮崎大学, 医学部, 教授 (90179945)
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研究分担者 |
甲斐 真弘 宮崎大学, 医学部, 講師 (40264379)
日高 秀樹 宮崎大学, 医学部, 助教 (90398264)
前原 直樹 宮崎大学, 医学部, 助教 (30381065)
大内田 次郎 宮崎大学, 医学部, 助教 (10363590)
大谷 和広 宮崎大学, 医学部, 助教 (60437936)
旭吉 雅秀 宮崎大学, 医学部, 医員
自見 政一郎 宮崎大学, 医学部, 助手 (90363598)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,740千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 閉塞性黄疸 / 大量肝切除 / 肝不全 / トランスポーター / 門脈塞栓 / 閉塞性黄疽 |
研究概要 |
1)閉塞性黄疸ラットモデルでのトランスポーターの発現 今回の科研のテーマの1つである総胆管結紮閉塞性黄疸モデルを用い、胆管結紮後3日から28日までのタイムコースをとり血液、肝臓を採取した。胆管閉塞後、排泄系トランスポーターmrp2の発現は低下し、mrp3の発現は上昇した。これらの変化は28日後も持続していた。取り込み系トランスポーターoatp,ntcpの発現は胆管結紮後早期に低下し、28日後も低下していた。毛細胆管への排出に関わるmdr2の発現に変化はなかった。 また、閉塞性黄疸7日間作製後に胆汁内凄・胆汁外瘻で減黄すると有意に変化していたmrp2とmrp3の変化は元に復し(いることをpreliminary studyで確認した。幸い、平成20年度も科学研究費の補助が受けられるので更に検討していきたい。 2)大量肝切除ラットモデルでの肝予備能 70%肝切除と急性肝不全モデルである90%肝切除をラットで行い、胆汁流量、胆汁酸排泄、トランスポーターの発現を検討した。90%肝切除群においてmrp2の発現は術後低下し、mrp3、bsepの発現は術後上昇したのに対し、70%肝切除後には逆の変動を示した。取り込み系トランスポーターのntcp,oatpの発現は両群とも術後低下し、差は認めなかった。70%肝切除群と90%肝切除群の問で排泄系トランスポーターmrp2,mp3の発現変化が異なり、術後肝不全発症の早期指標の一つとなる可能性が示唆され、現在更に検討している。90%肝切除後には胆汁流量、胆汁中胆汁酸排泄は有意に低下しており、これに関してはJ.Surg.Res.に論文として発表した(研究発表3)。 3)門脈塞栓後および虚血-再潅流後の肝再生と肝障害の分子細胞学的解析 門脈結紮モデルを作成し、肝再生葉と萎縮葉のサイクリンD1の発現の違いが、肝再生・萎縮に関係することを報告した。また、虚血・再潅流肝障害の機序の一部を報告した(発表4)。 さらに臨床におけるデータも解析中である。
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