研究課題/領域番号 |
17591485
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
福廣 吉晃 岩手医科大学, 医学部, 助手 (20228927)
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研究分担者 |
小笠原 康夫 川崎医科大学, 医学部, 助教授 (10152365)
望月 精一 川崎医療短期大学, 臨床工学科, 助教授 (60259596)
川副 浩平 岩手医科大学, 医学部, 教授 (50075561)
石原 和明 岩手医科大学, 医学部, 助教授 (30119888)
遠藤 重厚 岩手医科大学, 医学部, 教授 (30160394)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | NADH / 心筋虚血 / in vivo / 蛍光イメージ / 循環器・高血圧 / 生理学 / 分析化学 / 可視可 / 外科 |
研究概要 |
心筋細胞内ミトコンドリアは有酸素下で、NADHをNAD^+に変換するエネルギー産生を行っており、心筋虚血といった酸素不足の状態では、NADHはNAD^+に変換されず、心筋細胞内に蓄積する。NADHは紫外線に対して蛍光特性(370nm)を有しており、この特性に注目し、心筋虚血時の心筋のエネルギー代謝、さらには心筋の酸素供給のバランスをイメージ化するためNADH蛍光観測システムを開発した。これまでラットin vitroモデルでの計測結果について報告してきたが、今回、臨床応用を考えプロトタイプを作成した。動物in vivoモデルでの計測に移る前にNADH蛍光に対するHbの影響についてブタ全血を用いて検討した。NADH蛍光スペクトルピークの460nm波長光に対する吸光度、透過率を紫外可視分光光度計した。460nm波長光の吸光度は、Hbの濃度に依存して増加し、透過率はHbの濃度に依存して低下し、NADH蛍光がHbの存在下では減弱される可能性が示唆された。次にラットin vivoモデルで全心虚血と局所虚血を作成、検討した。全心虚血モデルでは、心筋虚血誘発直後よりNADH蛍光輝度が増強し、約60秒後にプラトーに達し、ラットin vitroモデルと同様の傾向が認められた。局所虚血モデルは、心筋虚血誘発直後より虚血領域に一致しNADH蛍光輝度が増強し、虚血解除後は速やかに減弱した。本システムでの、in vivoにおける心筋虚血時のNADH蛍光変化のリアルタイム評価が可能と思われた。
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