研究課題/領域番号 |
17591667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
影山 幸雄 東京医科歯科大学, 医学部, 非常勤講師 (10211153)
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研究分担者 |
杉山 弘 京都大学, 理学研究科, 教授 (50183843)
木原 和徳 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (40161541)
兵地 信彦 東京医科歯科大学, 医学部, 非常勤講師 (30275896)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,940千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 抗癌剤 / ポリアミド / 低酸素誘導転写因子 / 熱ショック蛋白 / 膀胱がん / 尿路癌 / 抗がん剤 / 血管内皮成長因子 / 低酸素 / 転写 / 細胞周期 |
研究概要 |
3種類の4塩基対認識ピロールイミダゾールポリアミドにより血管内皮成長因子(VEGF)の転写を抑えることができ、国際誌に投稿、掲載された。これを受けて比較的長い配列を認識するピロールイミダゾールポリアミドを合成し、これを用いてHIF1α遺伝子の発現自体を直接抑えるべく検討を行った。HIF1α遺伝子のエクソン1の中に標的配列をおき、出来るだけ特異性を出せるようにピロールイミダゾールポリアミド配列をデザインし合成を行った。比較的HIF1α遺伝子の発現レベルが高い腎臓癌細胞を用いて合成したピロールイミダゾールポリアミドを作用させRT-PCR、ウエスタンブロットにてHIF1αの発現量、VEGFの発現量を検討したが有意な発現の低下は見られなかった。原因として長い配列のピロールイミダゾールポリアミドでは分子泥のねじれが大きく、標的塩基対との親和性が下がることが最大の問題と考えられた。RNAポリメラーゼと標的遺伝子との強固な結合を抑えるためには高い親和性が必要であり、そのようなピロールイミダゾールポリアミドの設計が今後の課題と考えられた。一方将来的にピロールイミダゾールポリアミドと組み合わせてHIF1αの発現を抑制することの基礎付けとしてHIF1αと関連が深い熱ショック蛋白の発現解析を膀胱がんを対象として行い、防癌剤の治療効果との関連を検討した。HSP60の発現が膀胱がんにおける抗癌剤、放射線併用療法の効果預測に有用となる可能性が示され、国際誌に投稿、掲載された。
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