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分子生理学的手法を用いた子宮平滑筋の収縮制御に関与するイオンチャネル特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17591714
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関山形大学

研究代表者

高橋 俊文 (2007)  山形大学, 医学部, 講師 (20302292)

手塚 尚広 (2005-2006)  山形大学, 医学部, 助教授 (60261690)

研究分担者 堤 誠司  山形大学, 医学部, 助教 (50323168)
倉智 博久  山形大学, 医学部, 教授 (40153366)
高橋 俊文  山形大学, 医学部, 助手 (20302292)
五十嵐 秀樹  山形大学, 医学部, 助手 (80333970)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードイオンチャネル / 子宮平滑筋 / 妊娠 / カルシウムチャネル / Kチャネル / 分子生理学
研究概要

本年度は研究の最終年度であり、これまで得られた以下の実験結果を行い、結果を総括した。実験1.ラット妊娠子宮におけるイオンチャネルmRNAの定量をサブタイプの解析:1)カルシウムチャネルであるイノシトール三リン酸(IP3)受容体およびリアノジン(Ry)受容体の解析。2)NaチャネルおよびKチャネルの解析。各々のイオンチャネルに対する特異的なプライマーを用いてRT-PCR法にてその発現を検討した。検討の結果、ラット妊娠子宮筋は、妊娠週数の経過と共にIP3受容体、Ry受容体の発現が増加することがわかった。実験2.ラット妊娠子宮筋におけるオキシトシンおよびβ受容体刺激薬の効果-イオンチャネル特性の変化に対する検討:ホールセルクランプ法を用いて、イオンチャネルの特性を解析した。妊娠子宮筋の細胞膜に微笑ガラス電極を接着させギガオーム・シールを形成しホールセルクランプを行い、オキシトシンおよびβ受容体刺激薬に対する変化を検討した。実験3.ラット妊娠子宮筋におけるオキシトシンおよびβ受容体刺激薬の効果-細胞内カルシウム濃度の変化に対する検討:実験1にて妊娠子宮筋にはIP3およびRy受容体が発現していることがわかったので、カルシウム感受性蛍光色素を用いて、細胞内カルシウム濃度の変化を解析した。オキシトシン刺激により細胞内カルシウム濃度は濃度依存性に増加することがわかった。一方、β刺激薬の単独投与では細胞内カルシウム濃度は変化しなかったが、オキシトシンによる細胞内カルシウム濃度の増加を濃度依存的に抑制した。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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