研究課題/領域番号 |
17591805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
滝沢 竜太 日本医科大学, 医学部, 講師 (10271347)
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研究分担者 |
PAWANKAR Ruby (RUBY Pawankar / ルビー パワンカール) 日本医科大学, 医学部, 准教授 (00287674)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,570千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | アレルギー / RSウイルス / サイトカイン / ケモカイン / マウス / 好酸球 |
研究概要 |
RSウイルス感染アレルギー群(OVA/RSV群)、非感染アレルギーコントロール群(OVA/Sham群)、RSウイルス感染非アレルギーコントロール群(RSV群)の三群を作成した。 1.気道病態の解析 (1)BALF中の細胞カウント OVA/Sham群のBALF中に増加した好酸球はOVA/RSV群では有意に減少した。RSV群では好酸球は認められなかった。肺組織中の免疫染色でもほぼ同様の結果であった。 (2)BALF中のEPO測定 OVA/RSV群でのみBALF上清中のEPO活性が著明に亢進しており好酸球の脱顆粒が確認された。 (3)BAL中T細胞のサイトカインパターン(FCM) OVA/Sham群のBAL細胞中のIL-4(Th2)陽性率(10.2%)は、OVA/RSV群で低下した(5.3%)。逆にIFN-Y(Th1)陽性率(4.7%)はOVA/RSV群で上昇した(12.6%)。 (4)肺組織中の遺伝子解析 肺から抽出したRNAをRPAで解析した。RSV群で著明に発現増強したRANTES、MIP-1α、MIP-1β、MIP-2、MCP-1、IP-10はOVA/RSV群ではその発現は有意に低下した。IL-1α、IL-1β、IL-6、IL-15、IL-18、IFN-γ、TNF-α、MIFなどはRSV群で著明に発現増強し、OVA/RSV群ではその発現は有意に低下した。一方、OVA/Sham群で著明に発現増強したIL-4、IL-5、IL-13などはOVA/RSV群では発現は有意に低下した。 2.抗体によるBlocking study
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