研究課題/領域番号 |
17591846
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 千葉大学 (2006) 札幌医科大学 (2005) |
研究代表者 |
三田村 佳典 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教授 (30287536)
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研究分担者 |
大黒 浩 札幌医科大学, 医学部, 教授 (30203748)
田下 亜佐子 札幌医科大学, 医学部, 助手 (50347176)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 糖尿病網膜症 / 血管新生 / 転写因子 |
研究概要 |
増殖糖尿病網膜症(proliferative diabetic retinopathy : PDR)の血管新生に深く関与しているとされるMonocyte Chemotactic Protein-1(MCP-1)や血管内皮増殖因子などのサイトカインの合成に関与する転写因子としてNuclear Factor kappaB(NFkB)、Activator Protein-1(AP-1)のPDRの増殖膜における発現を検索した。また、培養系を用いた研究で、グリア細胞のGlycated albumin刺激によるこれらの転写因子の活性化を検討した。 1 増殖膜におけるAP-1、NFkBの発現 (1)RT-PCR法により増殖膜検体におけるAP-1およびNFkB mRNAの発現を調べた。AP-1 mRNAについてはPDR検体の100%で検出されたが、血管新生を伴わない特発性黄斑上膜の検体(対照)では44%でのみ検出されるのみで両者の発現率には統計学的に有意差が認められた。NFkB mRNAについてはPDR検体の74%で検出されたが、特発性黄斑上膜では38%で両者には有意差が認められた。 (2)免疫染色によりAP-1およびNFkB蛋白の増殖膜における発現が確認され、2重染色により両者はグリア細胞に発現し、NFkBはMCP-1の発現と局在が一致していることが示された。 2 培養系を用いた研究 (1)AP-1:グリア細胞(培養ミューラー細胞)のGlycated albumin刺激によって、活性化したAP-1がグリア細胞の核に発現することを免疫染色法で確認し、グリア細胞内でAP-1がリン酸化することをWestern blot法で証明した。 (2)NFkB:グリア細胞のグルコースあるいはGlycated albumin刺激によって活性化したNFkBがグリア細胞の核内に移行することを見出した。
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