研究課題/領域番号 |
17591868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
横森 欣司 (2006-2007) 自治医大, 医学部, 教授 (20251291)
大植 孝治 (2005) 自治医科大学, 医学部, 講師 (50314315)
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研究分担者 |
横森 欣司 自治医科大学, 医学部, 教授 (20251291)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,150千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | ナノ材料 / 癌 / 外科 / バイオテクノロジー / 薬理学 |
研究概要 |
研究概要 小児難治性固形腫瘍に対する抗癌剤封入性ナノスフィアの開発と抗腫瘍効果の研究 予定していた研究に対して以下の研究を進めていた。 1)抗癌剤封入性生分解性ナノスフィアの調整 2)ナノスフィアの平均粒子径測定 3)アドリアシン、ビンクリスチン、サイクロフォスファミドなどの抗癌剤の含量測定 4)ナノスフィアの抗癌剤封入不良のin vitro, in vivo実験 上記研究に対しして試行錯誤を加え、研究結果を出してみたが、結果的に当初予定していた4%以上の含有率を期待できなかった。いずれの値も予想の含有率の1/100以下である。 協議の上、封入したナノスフィアはすべてにおいて封入できる薬物量が予定以下であり、かつ徐放性も維持できていないことから、再度協議し、他の封入方法を検討した。しかしながら10ヶ月の試行錯誤の上、W/O/W型のエマルジョンを解した封入法での封入も試していただいたが、平成19年3月までに十分な封入にいたらなかった。 以上から、結果的に薬理動態を検討する必要な薬剤形態の作成にいたらなかった。 この封入を検討いただいている期間に、その後の、マウスでの抗腫瘍作用判定の準備のため、横紋筋肉腫細胞株や、腎横紋筋肉腫様腫瘍などいくつかのがん細胞株の増殖状況の確認。ヌードマウスでの腫瘍形成性の確認などを行った。残念ながら、結果的にこれを活用するにいたらなかった。細胞株は液体窒素に凍結保存した。 現時点での成果はここまでである。
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