| 研究課題/領域番号 |
17591877
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
形成外科学
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| 研究機関 | 東京歯科大学 (2006-2007)
慶應義塾大学 (2005) |
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研究代表者 |
田中 一郎 東京歯科大学, 歯学部, 准教授 (10171737)
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| 研究分担者 |
南谷 晴之 慶鷹義塾大学, 理工学部, 教授 (70051779)
中島 龍夫 慶鷹義塾大学, 医学部, 教授 (40095633)
小林 正弘 慶鷹義塾大学, 看護医療学部, 教授 (30195812)
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| 研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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| 研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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| 配分額 *注記 |
3,010千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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| キーワード | 顔面表情運動解析 / 診断・治療支援システム / コンピュータ解析 / 顔面神経麻痺 / 定量的評価法 / オプティカルフロー / ビデオ撮影画像 / 光映像技術 / オプティカルフロウ |
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| 研究概要 |
我々は、ビデオ撮影画像の表情解析に基づく顔面表情運動障害の診断・治療支援システムの開発を1999年より行い、2003年に初期バージョンを完成させた。これは2次元的表情解析であった為、より正確な表情解析を目指し本研究期間内に撮影方法や解析ソフトの改良を行なって、3次元的解析法を開発し新システムを完成させ、さらに臨床応用によりシステムの評価と改良を続け、今までの研究を新たに展開・推進させた。
1.システム改良とシステム実験
(1)撮影方法改良:鏡利用の3次元撮影装置として鏡の位置・角度・サイズ、顔とビデオの距離を検討し、また表情撮影・頭部固定法の検討を行い、頭部固定装置と鏡を一体化した新たな頭部固定・3次元撮影装置を開発・作製した。(2)解析ソフト改良:臨床使用により、特に3次元解析を行うことで生じた問題点などにつき改良を行い、3次元解析に適した2nd Version解析ソフトを完成させた。(3)3次元解析のアルゴリズム開発:3次元的な真の移動量を求めるための3次元解析アルゴリズムを開発し実装検討した。(4)システム実験:健常者20名におけるデータ取得を行い、3次元解析のアルゴリズムや解析システムの精度の検討を行った。
2.システムの臨床応用と評価
主に顔面神経麻痺の再建手術やボツリヌストキシン治療の患者を対象として、治療前後に各種表情運動のビデオ撮影を46名に行い、これらの撮影データから表情運動を解析し、解析結果の臨床的意味付けを行い、これに基づいた手術・治療計画を検討した。また、患者アンケートや顔面運動の機能的検討(兎眼の程度、食事のもれ・会話などでの口唇機能)、及び40点法や筋電図検査など他の評価法などによる評価と解析結果を比較・検討し、システムの有効性を検討した。顔面痙攣の患者4名、異常共同運動の10名の患者で表情解析も行い、顔面痙攣・異常共同運動の定量的評価への応用につき検討した。
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