研究課題/領域番号 |
17591941
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
久木田 明子 佐賀大学, 医学部, 助教授 (30153266)
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研究分担者 |
久木田 敏夫 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (70150464)
菖蒲池 健夫 佐賀大学, 医学部, 助手 (70336113)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 破骨細胞 / 転写因子 / トランスジェニックマウス / 転写制御因子 / カテプシンK |
研究概要 |
破骨細胞で発現する転写制御因子OCZFを破骨細胞特異的に発現させるためにマウスゲノムよりカテプシンKプロモーター(全長2057b)をクローニングした。マウスマクロファージ細胞RAW264細胞にtransfectionした時に最も高い転写活性を有する1676bのプロモーターを用いてOCZFcDNA発現させるベクター(Ctsk-OCZF)を作成した。トランスジェニックマウスの作出は日本エスエルシーに委託した。BDF1(C57BL/6とDBAの交雑群)マウス受精卵200個に遺伝子を導入した結果、68匹(33%)のマウスが生まれた。そのうち20匹(68匹の29%)マウスにトランスジーンの導入が同定された。ファウンダーマウスをC57BL/6マウスと掛け合わせてF1〜F2マウスを作成し、OCZFの発現レベルの高い2つの系統のマウスについてF2〜F5のマウスを作成し野生型と比較を行った。 マイクロCT及びpQCT法により骨密度、骨量、骨の微細構造の比較を行った結果、OCZFトランスジェニックマウスにおいては野生型と比較して全骨密度特に海綿骨の骨密度が大きく減少していた。また、カルセインで骨標識を行い脛骨近位端部の非脱灰標本を作成し、骨代謝パラメーターを解析した結果、骨形成速度には大きな違いはなかったが、フォンコッサ染色では骨量の減少が、TRAP染色では破骨細胞数の増加が認められた。これらの結果から、OCZFは、破骨細胞の分化を促進し骨代謝に影響を与える転写制御因子である可能性が考えられた。
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