研究課題/領域番号 |
17592200
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
紺家 千津子 金沢大学, 医学系研究科, 助教授 (20303282)
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研究分担者 |
真田 弘美 東京大学, 医学系研究科, 教授 (50143920)
須釜 淳子 金沢大学, 医学系研究科, 教授 (00203307)
大桑 麻由美 金沢大学, 医学系研究科, 助手 (30303291)
北川 敦子 東京大学, 医学系研究科, 助手 (80343185)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 看護学 / 臨床 / 褥瘡 / 分子生物学 |
研究概要 |
本研究の目的は、難治性褥瘡のサイトカインの推移と治癒過程の関係を検討することである。さらに、この関係より難治性の褥瘡に対しケアを変更した時に、このケアが有効であるかを早期に評価できる褥瘡ケア評価基準を作成し、評価するこどである。方法は、難治している褥瘡に通常のケアを導入した後にサイトカインと創の変化を調査し、創の病期別にサイトカインの推移の特徴を導いた。サイトカインは貯留した浸出液からIL-1α・1β、bFGF、IL-4、TGF-β1、VEGF、PDGF-ABをケア変更後3日後と7日後に測定し、創は1週間ごと観察した。なお、対象者からは研究協力の承諾を得た。創の変化別にサイトカインの上昇した割合をみると、ポケットの接着はケア変更7日後のVEGFが6/7、肉芽増殖はケア変更3日後のbFGFが8/8、表皮化はケア変更3日後のbFGFが8/10と高率であった。これ基にケア評価基準を作成し、その陽性反応一致率はbFGFが70.0%、VEGFは66.7%であった。以上より、今回開発した褥瘡のケア評価基準は有効と示唆された。
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