研究課題/領域番号 |
17592207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大池 美也子 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (80284579)
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研究分担者 |
北原 悦子 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (60204905)
原田 広枝 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (60380383)
長家 智子 九州大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (70207976)
山本 千恵子 九州大学, 大学院・医学研究院, 助教 (80363357)
末次 典恵 九州大学, 大学院・医学研究院, 助教 (60363355)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,760千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 看護教育 / ナラティブ / 看護教員 / 臨床経験 / ナラテイブ / 教育方法 / 看護学教育 |
研究概要 |
1)全国看護系大学における看護教員に対し、臨床経験を授業中に語ることについてアンケート調査を行った。回収率は47%(386名)であり、教員の年齢は30〜40才代が64%(250名)と最も多かった。臨床経験を語ることは96%(372名)が重要であるとし、91%(353名)が学習の動機付けに役立つ、84%(328名)が看護への意欲を高める、96%(374名)が臨床の場をイメージできると回答していた。教員は授業中に臨床経験を語る重要性を高く意識し、また学習の動機付けになることを理解していた。 2)アンケート調査結果の自由記述に記載された内容(261名)を対象に臨床経験を語ることについて分析した。全文字数36663字数、平均:140.13字であり、臨床経験と経験年数が多い教員ほど記載字数が多い傾向にあった。また、記述内容は、「学習への影響」、「語る理由・目的」、「語る内容」、「学習への影響」、「学生の反応」、「語るための技術・留意点」、「語ることの弊害・限界」、「学生の状況・特徴」、「臨床と教育の連繋」、「教員の学び」、「教員側の準備」、「時間不足」の12項目に大別された。 3)アンケート調査結果により、直接インタビューに了承を得られた全国の看護教員にインタビューを行った(約34名)。そのインタビュー内容を臨床経験に関するエピソードに視点をおいて分析した。看護教員の臨床経験は母性・小児・成人などを網羅していた。一人の看護教員が、複数のエピソードを語り、その内容は思いがけないことや看護ケアの必要性にであった。看護教員が語る臨床経験は、自己の看護観を反映し、また、教科書の内容をより具現化しているものと思われた。これらの結果から、臨床経験の教材化が可能性が考えられた。
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