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フイジカルアセスメント技術実践能力獲得のためのSPを導入したOSCEシステム開発

研究課題

研究課題/領域番号 17592211
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関青森県立保健大学

研究代表者

藤本 真記子  青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (50315545)

研究分担者 小山 敦代  青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (10290090)
角濱 春美  青森県立保健大学, 健康科学部, 助教授 (30256359)
福井 幸子  青森県立保健大学, 健康科学部, 助手 (00325911)
佐藤 真由美  青森県立保健大学, 健康科学部, 助手 (80336429)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード看護教育 / フィジカルアセスメント / OSCE / 模擬患者
研究概要

1.OSCEの方法の開発
方法を具体的に検討、実施計画を立案した。アセスメント技術の中から、臨床で活用度の高いものを評価対象技術とし、学生の状況判断力が養われるよう患者の状況を設定した。評価視点を問診、手技、患者への態度、効率性、記録、模擬患者による態度評価とし、感想を直接学生へ伝えてもらった。
今回の取り組みにより、時間や人材の制約の中でも短時間とはいえ、学生全員が一対一で患者との応対を経験できる方法を提案することができた。
2.模擬患者の教育システム(プログラム)の開発と実践
模擬患者教育プログラム検討、教育用冊子作成、実施、実技試験後の模擬患者アンケート調査を行った。患者教育は試験のスケジュール、模擬患者の設定状況、留意点等を説明後、患者役、看護師役を研究者が演じて、具体的なイメージを持ってもらうようにした。アンケートでは、評価の難しさとともにロールプレイングの有効性が記入され、患者教育の重要性が明らかになった。また、模擬患者はナースバンク、シルバー人材センターなどに依頼したことで、地域の人材の活用、市民の看護教育への関心の高まりに結びつけることができた。
3.OSCEの教育評価
学生の技術習得度、OSCE経験について学生の自由記載の内容分析、学生の臨地実習における実践度、臨地実習でのフィジカルアセスメント技術実施に関するインタビューで総合的に評価した。技術試験の評価点としては、前年度に比べて低くなったが、実践力に直接結びつく評価に移行できたためと考えることができる。OSCE終了後の学生アンケートでは、臨床に近い緊張感や難かしさと同時に、実習での1活用の可能性、学生の自信に結びついたことが明らかになり、また、患者からのフィードバックの有効性を確認することができた。臨床での実施の難しさでは、結果の判断、説明、適切な技術の選択があげられたが、アセスメントの重要性、今後の課題など実施に前向きな言葉が多かった。また、今年度はOSCEの事例に用いられたアセスメント技術実施率の向上が見られた。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] 技術が「できる」人を作るための試行錯誤-フィジカルアセスメント技術教育実践から-2006

    • 著者名/発表者名
      角濱 春美
    • 雑誌名

      日本看護技術学会誌 5・1

      ページ: 30-30

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 臨地実習におけるフィジカルアセスメント技術の実践を阻害する要因の検討2006

    • 著者名/発表者名
      藤本 真記子
    • 雑誌名

      日本看護技術学会第5回学術集会講演抄録集

      ページ: 97-97

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Enhancing Performance through the Use of the Physical Assessment in Nursing Education2006

    • 著者名/発表者名
      Harumi Kadohama
    • 雑誌名

      Japanese Journal of Nursing Art and Science 30

      ページ: 5-1

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 技術が「できる」人を作るための試行錯誤 -フィジカルアセスメント技術教育実践から-2006

    • 著者名/発表者名
      角濱 春美
    • 雑誌名

      日本看護技術学会誌 5・1

      ページ: 30-30

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 臨地実習における フィジカルアセスメント技術の実践を阻害する要因の検討2006

    • 著者名/発表者名
      藤本 真記子
    • 雑誌名

      日本看護技術学会第5回学術集会講演抄録集

      ページ: 97-97

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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