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生活習慣病を有する高齢者のヘルスプロモーション活動としての水中運動の有効性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 17592215
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関長野県看護大学

研究代表者

岩月 和彦  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20004666)

研究分担者 那須 裕  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (50020839)
野坂 俊弥  長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (90281253)
岩崎 朗子  長野県看護大学, 看護学部, 講師 (60336625)
御子柴 裕子  長野県看護大学, 看護学部, 講師 (00315847)
本田 智子  長野県看護大学, 看護学部, 講師 (50325726)
楊箸 隆哉  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (90191163)
奥野 茂代  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (90295543)
田村 正枝  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (30155270)
山田 幸宏  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (30166706)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,840千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード水中運動 / 高齢者 / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 / QOL
研究概要

水中運動参加者の中で,生活習慣病を有する高齢者(高血圧症,高脂血症,糖尿病)と,生活習慣病を持たない高齢者の血圧,心拍数の3年間における変化を比較検討した.その結果,高血圧症を有する高齢者では,収縮期圧は140台、拡張期圧は80前後、心拍は73から76の間で保たれ、3年間安定しており服薬による血圧コントロールが適切に行われた場合,血圧及び心拍の上昇は見られなかった.「生活習慣病を持たない高齢者」の血圧、心拍数の平均値の3年間の推移です。高血圧症群と比べますと、収縮期圧が10ほど低く130台の値を示しています。拡張期圧は先ほどと同様で80前後でした。心拍は73から76の間で保たれていました。「高脂血症を有する高齢者」の血圧と心拍数は、生活習病を持たない高齢者と同様に、血圧、心拍とも正常値の範囲内で安定しています。「糖尿病を有する高齢者」は、こちらも同様に、3年問を通して、血圧、心拍とも正常値内で保たれていました。健脚度の「最大一歩幅」は、「高血圧症を有する高齢者」、「高脂血症を有する高齢者」、「高脂血症を有する高齢者」「生活習慣病を持たない高齢者」ともに、平成17年4月の時点で年齢相応の平均値より高く、移動能力のレベルが高いことが確認されますが、水中運動継続3年後には、両群ともに、さらに向上する傾向が認められました。「10m全力歩行」は、「高血圧症を有する高齢者」も、「生活習慣病を持たない高齢者」も、5秒前後の値であり、年齢相応の平均値よりも値が小さく、つまり早く歩けること、それも、3年間の年齢の増加に関わらず、3年後にはさらに値が小さく、「歩く」移動能力の向上が見られます。以上の結果、65歳以上を対象とした生活習慣病を有する高齢者の水中運動の継続による身体面への影響を検討した結果、生活習慣病を有する高齢者の血圧及び心拍に水中運動による悪影響は認められず、生活習慣病を持たない高齢者と同様に、下肢筋力や柔軟性が改善され、維持される傾向が認められました。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 水中運動を用いた高齢者ヘルスプロモーションに関する研究-生活習慣病を有する高齢者に焦点をあてて-2008

    • 著者名/発表者名
      小林 玲子
    • 学会等名
      平成19年度健康づくり研究検討会
    • 発表場所
      長野市
    • 年月日
      2008-02-19
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] THE STUDY ON THE HEALTH-PROMOTION PRACTICE FOR AGES PEOPLE WITH LWE-STYLE RELATED DISEASE USING WATER EXERCISE2008

    • 著者名/発表者名
      R., KOBAYASI
    • 学会等名
      CONFERENCE OF THE HEALTH-PROMOTION IN NAGANO, 2007
    • 発表場所
      NAGANO
    • 年月日
      2008-02-19
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] 水中運動を用いた高齢者ヘルスプロモーションに関する研究(5)-生活習慣病を有する高齢者に焦点を当てて-2008

    • 著者名/発表者名
      小林 玲子
    • 学会等名
      平成19年度長野県健康づくり研究討論会
    • 発表場所
      長野県庁(長野市)
    • 年月日
      2008-02-19
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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