配分額 *注記 |
3,540千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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研究概要 |
平成18年度までに実施した,卒後1年目,2年目,3年目(パイロットスタディ)研修の結果を基に,平成19年度は卒後1,2,3,4年目を対象とした看護の優先度決定に関する思考トレーニングを行なった。構成法によって進められる本研究においては,研修目的が達成されたか否かを検討することによって,研究目的の達成度が測定可能となる。 1.対象および実施日 対象:平成19年の新任看護師・助産師(卒後1年目)70名,卒後2年目42名,卒後3年目30名,卒後4年目24名 期日,時間:平成19年5月〜平成20年2月まで,卒後1年目3回,卒後2年目2回,卒後3年目,4年目1回。 2.研修の概要 (1)目的:ワークシートに自らの考えを記述しそれを基にディスカッションすることにより,自己の判断基準を知り,さらに他者の判断基準を知ることで,自己の判断基準を拡大できること。 ※卒後4年目研修では,1年目の研修を観察し自己の判断基準との比較を行なわせた。 (2)研修の進め方:受講者を5〜6名ずつのグループに分け,ワークシートの課題に回答することを求めた。 (3)ワークシートの構成;個人作業課題・グループワーク課題・おはなし・まとめ・おわりに,で構成されている。 3.結果 自らの考えた事柄を記述することにより自己の判断基準を確認し,さらに他者の判断基準を知ることにより判断基準が拡大したという記述が多くの参加者にみられ,研修の目的は達成されたと推測できる。詳細は別添の研究成果報告書を参照されたい。
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