研究課題/領域番号 |
17592235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
荒木 暁子 千葉大学, 看護学部, 准教授 (60251138)
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研究分担者 |
中村 伸枝 千葉大学, 看護学部, 教授 (20282460)
遠藤 数江 千葉大学, 看護学部, 助教 (70361417)
小川 純子 千葉大学, 看護学部, 助教 (30344972)
佐藤 奈保 千葉大学, 看護学部, 助教 (10291577)
金丸 友 千葉大学, 看護学部, 助手 (20400814)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,850千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 障害児 / 乳幼児 / 意思決定 / 在宅支援 / QOL |
研究概要 |
本研究の目的は、「乳幼児期の障害児を育てる家族の意思決定を支えるために、家族の意思決定能力を促進する看護援助を考案・実施し、その効果を評価する。これを基盤に、それぞれの障害ごとに必要な支援の特徴を勘案した支援方法を確立する」ことである。 障害者自立支援法の導入により、障害児者を取り巻く環境はここ数年で急速に変化し、障害児者の地域における自立生活に向けた意思決定を迫られる場面が急増し、サービスの受け手と担い手の双方に戸惑いが生じている。このことから、意思決定という側面から障害児者のサービス利用に焦点を当てたこの研究が今後の支援に与える示唆は大きいと考える。 平成17年は、意思決定に関する先行研究をレビューし、医療者・専門職と家族への面接調査を中心に行い、異なる障害の状態ごとの意思決定の局面を明らかとした。平成18年は面接調査の結果を元に、質問紙を開発しこれを実施した。平成19年度は面接調査と質問紙調査の結果の分析を進め、障害や意思決定の局面ごとの看護援助を考察していくことで、この研究の目的達成へ向けて取り組んだ。 面接調査の結果では、特に重症心身障害のある子どもの気管切開の決定場面における家族や医療者の困難が大きかったため、この分析を深め、乳幼児期の障害児を育てる家族の意思決定を支える援助の枠組みを作成し、援助に適用した。その結果、家族が十分に整理できていなかったメリットやデメリっトが明確になり、家族成員間の認識の相違を踏まえて、家族の期待や価値観に沿った看護援助を提供することができた。 また、質問紙の結果では、障害によって意思決定場面が異なることが明らかとなったものの、意思決定に関わるサポート、情報提供や家族の求めるものなどには共通した傾向があり、家族の意思決定を支援する援助者の基本的な姿勢と必要なシステムが明らかとなった。
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