研究課題/領域番号 |
17592251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
古賀 明美 佐賀大学, 医学部, 准教授 (00336140)
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研究分担者 |
堀川 悦夫 佐賀大学, 医学部, 教授 (10155004)
藤田 君支 佐賀大学, 医学部, 准教授 (80315209)
安田 加代子 佐賀大学, 医学部, 助教 (90336123)
佐藤 和子 大分大学, 医学部, 教授 (00196221)
仙波 洋子 佐賀大学, 医学部, 助教 (40457487)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,680千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 糖尿病 / 治療継続 / 生活習慣記録機 / 身体活動 / 自己血糖測定 / インターネット / 行動変 / 運動量 / 自己血糖測定器 |
研究概要 |
【目的】2型糖尿病患者の療養行動の継続と中断者の受診再開を促すために、インターネットを活用した客観的評価による、活動、血糖、食事に関する総合的な介入が血糖やQOL、生活行動の変化に及ぼす効果を明らかにすることである。 【方法】インスリンを使用していない患者を対象に、活動、血糖、食事に関する情報の解析と客観的な評価に対する対象者の認識と活動、QOLの変化を縦断的に調査した。研究者は、患者の生活情報を“けんこうダイアリー(スズケン)"を利用してインターネットで共有し、電話やメールでタイムリーに認識や行動に関する情報を収集した。介入前後に糖尿病特異尺度DTSQ、PAIDの調査を行った。 【結果】対象は、男性18名女性3名、平均年齢50.8±8.7歳、糖尿病歴8.6±5.2年であった。HbA1cは、介入前(ベースライン)7.58±1.08%から6ヵ月後7.21±0.95%で有意に改善した。DTSQはベースライン21.9±6.2点から、6ヵ月後24.0±3.6点で有意に満足度が高くなった。ベースラインのPAID50.0±10.6点、6ヵ月後47.6±13.6点で負担感は軽減傾向にあったが有意な差はなかった。21名の平均歩数は、6ヶ月間の調査期間を通じて9,000歩前後で経過した。しかし、個人の平均歩数は、ほとんど変化のない対象者から6,000歩の差がある対象者まで様々であった。身体活動の増大が血糖値の低下に影響することを認識できた対象者は、歩数が増える傾向にあった。しかし、活動の効果を認識しても家族の介護や職場の配置転換など様々なライフイベントが活動量の維持・増大を妨げていた。血糖値を目安に食事内容の改善を図った対象者は、急激な活動量の低下や活動を増やすことが困難な状況でも食事療法を工夫することによりHbA1cが改善していた。対象者の生活情報を研究者が共有することによって,対象者は専門家の観察を受けることができる安心感を持ち,医療者はライフスタイルに応じてタイムリーな助言が可能になったと思われる。
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