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看護携帯情報端末(PDA)による生活習慣病患者への支援プログラムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 17592265
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関県立広島大学

研究代表者

山中 道代  県立広島大学, 保健福祉学部, 講師 (60280187)

研究分担者 網島 ひづる  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教授 (90259432)
大西 英雄  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (10326431)
黒田 寿美恵  県立広島大学, 保健福祉学部, 助手 (20326440)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード携帯情報端末(PDA) / 糖尿病 / 生活習慣病 / 生活支援 / セルフケア
研究概要

完成したシステムを研究者,健康青年,糖尿病患者がそれぞれ使用し,いくつかの改善点が明らかとなった。そのうち最も大きな問題は,画面の文字の大きさと入力する数字の大きさであった。PDAの画面上では,この問題を根本的に解決することは不可能であった。しかし,本システムはPHPが動く全ての機種へ移植可能なため,高齢者や視力の低下している人には,PDA以外の画面の大きなメディアを使うことで対応できる。携帯することによる利点は失われるが,対象者の状況に応じた幅広い活用にも対応できる点は,このシステムの長所ともいえる。
また,データベースに情報を蓄積し,種々のデータの分析も可能にした。この分析結果は,セルフケアの評価などに役立てられる。
4名の糖尿病患者(40代1名,50代1名,60代2名)にPDAを約1ヶ月貸し出し,その間のセルフケア内容の入力を依頼した。4名全員がPDAの使い方をすぐに理解したと答えたが,1名は文字の大きさの問題から,1ヶ月間PDAを使い続けることは出来なかった。1ヶ月後の評価で,自己管理への意識が強まった,紙に書くより良い,セルフケアを継続できそうであるなど,PDAを使ってセルフケアを行うことに対するポジティブな回答が得られた。また,このシステムを継続して使いたいとの評価も得られ,PDAを使ったセルフケア支援の有効性も認められた。一方で,インターネットなどを使ったことのない高齢者が使用する際は,操作が困難と感じる可能性も示唆され,今後の検討課題である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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