研究課題/領域番号 |
17592279
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
齋藤 益子 東邦大学, 医学部, 教授 (30289962)
|
研究分担者 |
藤本 薫 東邦大学, 医学部, 講師 (10310476)
松永 佳子 東邦大学, 医学部, 講師 (70341245)
岩崎 和代 東邦大学, 医学部, 講師 (80408765)
渡辺 知佳子 (渡邊 知佳子) 東邦大学, 医学部, 助教 (20366503)
深澤 洋子 東邦大学, 医学部, 助教 (00439928)
中北 充子 東邦大学, 医学部, 助手 (90385568)
加藤 千晶 東邦大学, 医学部, 講師 (30290050)
菱沼 久子 東邦大学, 医学部, 助手 (60366458)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,990千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
|
キーワード | 中学生 / 性教育 / 性意識 / 性行動 / 教育プログラム作成 / 思春期 / 助産婦 / 学校 |
研究概要 |
平成13年から大田区で実施してきた中学生に対する性教育のプログラムを見直し、中学生の現状に沿ったプログラム開発を目指した。17年度は都内の公立中学校の教諭の協力を得てプログラムの見直しと新しいプログラムでの実施、18年度から19年度にかけて、教育の効果に対する調査を行い、集計分析考察して学会に報告した。[目的]助産師が中学生への性教育を行うことで、生徒の性意識がどのように変化するかを明らかにする。[対象と方法]平成17年9月〜18年6月に、都内の中学校4校において演者らが実施した性教育に参加した中学2年生の生徒を対象に、自作の質問紙を用いて性教育の実施前、実施直後、1ケ月後、3か月後、6か月後に同一の調査を行った。調査票は各校の研究協力員の先生に配布を依頼し郵送にて回収した。調査内容は、現在の不安の有無と相談相手、性に関する知識と情報源、男女の身体の生理に関する知識、性のイメージ、性の受容など12項目であった。[結果]調査対象は、男子349名・女子274名で、現在不安や悩みを持つ者は男子190名(54.4%)、女子197名(71.9%)で女子に多く、その内容は男子では勉強35.5%、進路30.1%、部活12.0%などで、女子は勉強52.2%、進路38.0%、友人29.6%、性格23.7%、恋愛23.0%であった。彼らが最も大切にしているのは友人であり、次いで家族であった。平成18年度は日本性感染症学会で(1)大学を拠点とした性感染症予防教育の取り組み、(2)同第2報中学生の性教育受講前後の性に対するイメージの変化について報告した。平成19年度は検討後の新しいプログラムを用いた性教育を実施した。また、これまでの調査結果を日本母性衛生学会学術集会において(1)中学生に対する性教育プログラムの評価-性教育実施前後の性意識の比較(2)中学生の性の健康に関わる意識調査について報告した。
|