研究課題/領域番号 |
17592330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
成木 弘子 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30237622)
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研究分担者 |
星野 明子 京都大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (70282209)
臼井 香苗 京都大学, 大学院・医学研究科, 助教 (50432315)
米澤 純子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (50289972)
桂 敏樹 京都大学, 医学部, 教授 (00194796)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,760千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | コミュニティ・リーダー / 育成 / 行政保健師 / 看護援助 / 開発 / ヘルス・プロモーション / 修正版グラウンデッドセオリーアプローチ / 地域 / コミュニティ・ケア / 看護 / 援助 / ヘルスプロモーション |
研究概要 |
1.研究経過:本研究の目的は、ヘルス・プロモーションを推進する上で重要な役割を果たすコミュニティ・リーダーの育成に関し行政保健師の看護援助の機能を明らかにすることである。研究の初年度は文献検討を中心に実施し、次年度は予備調査と本調査の一部、最終年は、本調査の実施、データ分析、看護介入モデルの提案を含めた報告書の作成を行った。 2.研究結果:コミュニティ・リーダーの育成に関わっている行政保健師11名を対象に半構成的インタビューを実施し、修正版グラウンデッドセオリーアプローチを用いて分析した。その結果、行政保健師によるコミュニティ・リーダーの育成とは、「コミュニティ・リーダーとのパートナーシップを形成し地域の中にコミュニティエンパワメント能力を形成する」であった。この過程は、コミュニティ・メンバーと行政保健師がそれぞれの役割を獲得しながら、互いに協力し合いながら活動し、地域の問題を解決できるようになる力を獲得できるようになるまでに認識の変化とそれを促す行政保健師の支援態度の変化を示していた。また、このプロセスは、「(1)保健事業におけるコミュニティ・メンバーの位置づけの明確化」「(2)コミュニティ・メンバーと行政保健師の協働関係の形成」「(3)コミュニティにおける健康課題への対応能力の形成」の3つの段階がみいだされた。(1)としては、“地域の中からの人材の発掘"“地域全体の健康課題の中での中心としての位置づけ"“活動の場(機会)の設定"などを含んでいる。(2)では、“活動課題の共有"“活動のモニタリング"“実践への専門技術の提供"などであった。また、(3)においては、“活動のフィードバックによってリーダーの自己効力感を高める"“新しい健康情報の提供"などであった。 3.この行政保健師の看護援助モデルとしては、上記2で明らかになった3つの段階を踏まえることが必要であり、特に、「地域保健計画との連動、実践活動からの潜在的ニーズ把握、リーダー資質のある人材の発掘、リーダーへの個別的な支援、グループ運営場面への支援、活動のモニタリング、オープンシステム化への機会の提供」などが重要であることが示唆された。
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