研究課題/領域番号 |
17600023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
表象芸術
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研究機関 | 北海道東海大学 |
研究代表者 |
神崎 実 北海道東海大学, 芸術工学部, 准教授 (00234154)
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研究分担者 |
秋山 仁 東海大学, 教育開発研究所, 教授 (00096942)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | マセマティカルアート / 数理アート / 数理彫刻 / 数学教育 / 数理美 / 数学体験教育 / 数学教具開発 / 彫刻 / 数理造形 / 算数・数学教育 / 体験学習 / 生涯学習 / 数理教具開発 / 体験教育 / 展示方法 / 造形教育 / 造形美 / 算数教育 |
研究概要 |
数学者と芸術家が協力して、数理美を生かした造形作品を制作することにより、芸術作品として社会性を持つと考える。また、数学に興味の無い方に理解してもらうため首都圏のギャラリーにて数理造形作品展をおこなった。 これらの目的を実現するため、30作品の制作をおこなった。制作した作品を多くの子供達に体感してもらい、算数・数学に興味を抱いてもらうため、以下の会場等で展示した。 平成17年度に札幌でおこなわれた北海道数学教育学会にての展示と東神楽町でおこなわれたマセマティカルアート展。 平成18年度に札幌でおこなわれた子供未来博にて「算数・数学おもしろ大サーカス」とのタイトルでの展示と札幌にておこなわれた「科学で遊ぼう・おもしろ実験室」にての展示。 平成19年度に京都にておこなわれた国際数学教育学会での展示と東京のART BOXギャラリーでの展示。 これらの展示を多くの子供達に鑑賞して頂き、数理美を生かした造形作品が多くの人々に感動や好奇心を抱かせることになるのだと実感できた。 今回の作品展から数学教育関係者の方々に、数式や公式を単純に暗記させて解を求める方式から、数式や公式がどのような定理から成り立っているのかを視覚的に感じてもらえた。また、作品に触って納得して解を導き出すことの重要性を少しでも理解していただけたと考えている。 ART BOXギャラリーから出版された現代彫刻作品集に、今回展示した数理造形作品が彫刻作品としても認められ掲載されたことは意義深いものであった。
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