研究課題/領域番号 |
17631004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
秋山 友宏 北海道大学, エネルギー変換マテリアル研究センター, 教授 (50175808)
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研究分担者 |
沖中 憲之 北海道大学, エネルギー変換マテリアル研究センター, 助手 (20250483)
葛西 栄輝 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (50134044)
阿尻 雅文 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (60182995)
石原 達巳 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (80184555)
柏谷 悦章 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10169435)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | ネットワーク / エココンビナート / 鉄鋼業 / 元素フロー / エクセルギーフロー / ホメオシタシス / プロセス間リンク / コプロダクション |
研究概要 |
製鉄所を核としてエネルギー・物質循環を制御することにより地域内で持続可能な社会を構築するための要素技術、すなわちプロセス間リンク技術とそれらで構築されたネットワーク形成・持続の理論の二つに大別して調査を進めた。 プロセス間リンク技術では具体的には次の3つの観点に分類し、調査を進めた。すなわち、 【新エネと新原料】(流入制御) 通常の化石燃料以外の一次エネルギー、例えばメタンハイドレート、オリノコタールや現在使用できない高結晶水を含有する原料鉱石などの利用可能性を調査した。 【プロセス強化やコプロダクション】(効率改善) プロセスの省略やカスケード利用による直接結合の可能性調査、個別の反応器や機器の効率改善を図るための技術調査を幅広く実施した。そのために研究分担者として鉄鋼以外の非鉄金属業、発電、化学産業、電気、セメントなどの専門家を幅広く集めた。 【リサイクルとゼロエミッション】(流出制御) 現在は廃棄物として位置づけられているが、廃棄エクセルギーに着目し既存の燃料や原料の代替品として再生利用(リサイクル)することにより、結果としてゼロエミッションに繋がる技術調査を行った。得られた結果は次の提案に結びつけるべく引き続き関連研究者と発展的に研究を持続している。
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