研究課題/領域番号 |
17632001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
深貝 保則 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (00165242)
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研究分担者 |
樫 則章 大阪歯科大学, 歯学部, 助教授 (40194766)
関口 正司 国立大学法人九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (60163101)
柘植 尚典 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (00305898)
成田 和信 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (30198387)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | J.S.ミル / 功利主義 / 国際研究集会 / 文化多元主義 / 応用倫理 / ブリテン思想史 |
研究概要 |
2006年はJ.S.ミルの生誕200年に当たる。明治維新期以来の導入以降、イギリス思想史研究としても長い伝統を持つ日本のミル研究の蓄積をベースにしながらも、今日の自由をめぐる国際的な問題状況の変化や、医療技術の向上のなかで促されている生命観の急激な変化のもとで、思想研究の意義を新たに捉え直す絶好の機会である。そこで、ミル生誕200年に因んで、2006年4月にロンドンでコンファレンスを用意している国際功利主義学会との連携も考慮しながら、日本における研究集会の開催準備を展開した。 2005年度を通じて、若手の研究者たちの協力を得ながら、近年の英語圏におけるミル研究文献をサーヴェイする連続セミナーを実施した。また、アンソニー・ハウ教授(英国、イースト・アングリア大学)を招聘し、19世紀半ばの同時代的な状況を勘案してマンチェスター学派とミルとの比較検討を行なうワークショップを開催した。 なお、研究代表者は本研究課題の海外共同研究者でもあるフィリップ・スコォフィールド教授(ロンドン大学)およびジョルジョ・ヴァローカキス博士(ロンドン大学クイーン・メアリー)をロンドンに訪ね、日本の研究集会に招聘すべき候補者のリストアップなど研究打合せを行なった。日本での研究集会には、若干の海外研究者の招聘を含む参加者のもとで、2006年9月に横浜国立大学で開催される。
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