研究課題/領域番号 |
17632004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宇田川 洋 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50107520)
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研究分担者 |
今村 啓爾 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70011765)
村井 章介 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 教授 (30092349)
佐藤 宏之 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 助教授 (50292743)
豊見山 和行 琉球大学, 教育学部, 教授 (40211403)
藤本 強 国学院大学, 文学部, 教授 (60011293)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 蝦夷地 / 琉球 / アイヌ / 比較歴史学 / 比較考古学 / 文化伝統 / 交易 / アイデンティティー |
研究概要 |
本研究は「蝦夷地と琉球の考古学的・歴史学的比較研究」準備のために「基盤研究(C)(企画調査)」として実施されたものであり、(1)研究組織の組立てと(2)研究計画の細部にわたる企画および(3)予備的な現地調査が実施された。 研究組織の組立てについては、蝦夷地と琉球、文献史学と考古学という離れた分野の研究者を組織するため、宇田川・今村が中心になって相応しい研究者への面会と研究計画の説明を繰り返し、参加を要請した。その結果、次年度から予定される本番研究の研究組織では、本企画研究時の6名から大幅増の16名の参加を得ることになった。メンバーは、当該研究課題に相応しい、蝦夷地と琉球の歴史学・考古学の専門家を網羅し、これ以上は求め難いほどの陣容である。 11月12日、13日には本研究参加者が集合し、研究計画の仕上げのための打ち合わせ、研究目的と研究の前提となる諸問題について発表と討論を行う公開シンポジウム「蝦夷地と琉球:考古学的・文献史学的比較研究の可能性を探る」が東京大学文学部大教室で開催された。参加者100名を超える盛会となったことは、本課題に対する歴史学界の注目の高さを示すものといえよう。 また1年を通じて、沖縄の研究者が北海道や東北地方に行き、また東北地方の研究者が沖縄に行き、基本的な準備調査を実施した。 以上の結果を基盤に、来年度以降(平成18〜21年度)に向け、研究計画が取りまとめられ、基盤研究(A)課題「蝦夷地と琉球の考古学的・文献史学的比較研究」として申請が行われた。
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