研究課題/領域番号 |
17633005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
野宮 大志郎 上智大学, 外国語学部, 教授 (20256085)
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研究分担者 |
矢澤 修次郎 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (20055320)
荻野 達史 静岡大学, 人文学部, 助教授 (00313916)
渡辺 勉 信州大学, 人文学部, 助教授 (30261564)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 国際調査 / 社会運動 / グローバリゼーション |
研究概要 |
平成17年度企画調査は、ほぼ年度当初の研究計画に沿って進められた。以下、研究実績の概要を報告する。 (1)国際共同研究対象国との交渉&調整 ・韓国、米国、英国、香港について、現地に赴き、研究者と意見交換をした。中国の研究者とは2005年10月に日本にて協議を行った。イタリア、フランスについてはメールを通して意見交換を行った。ベルギーについては、2006年夏に訪日がわかり、その時点で協議することとなった。 (2)研究課題の策定と研究方法の精緻化 ・計10回以上の研究会合を重ね、研究課題を以下の諸領域に絞ることで合意した。グローバル社会運動の動員過程(政治的機会、ネットワーキング、文化的背景など)、グローバルな参加者(参加経験、価値変化、主体的意識)、グローバル社会運動の形(類型、イッシュー、国際的運動諸団体間の階層性など)、グローバル社会運動の影響力。 (3)研究プロジェクトチーム形成の基本原理についての選択肢形成と合意形成 ・二つの方向性:国際比較研究と日本が主体となりグローバル社会運動を調査するという二つの方向性が確認された。この問題は引き続き主体的に協議を継続することとなった。 なお、国際調査企画立案のために与えられた研究補助金を最大限に活用するため、物品購入費や事務補助等謝金の使用を極力削減し、(1)国際共同研究参加予定国の研究者との交渉・調整をするため、(2)国内研究会合を頻繁に開催するための旅費に使用した。その結果、旅費への使用が補助金使途の90%を超えたが、研究計画そのものに一切変更はない。
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