研究課題/領域番号 |
17636021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大和 裕幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50220421)
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研究分担者 |
湯原 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30345102)
宮田 秀明 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70111474)
影山 和郎 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (50214276)
小瀬 邦治 広島大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40034409)
稗方 和夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80396770)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | エネルギー輸送 / 海上輸送システム / 経済事情 / 船舶 / 交通工学・国土計画 / 次世代交通システム / エネルギー効率化 |
研究概要 |
近年、変貌・発達の著しい東南アジアのうち、特に中国と我が国との海上交通輸送が両国の経済事情に大きな影響を与えている。現在その海上交通輸送にはどのような船舶や港湾、航路が利用されているかについての基礎的調査を基に、今後、エネルギー効率化を実現するために必要な次世代交通システムを検討し、交通工学・国土計画上、効率的な設備を有する港湾の設置について実際の調査とシミュレーションにより考察した。 そのため、中国における物流とエネルギーに関するデータ、特に貿易統計についての調査を行い、そのデータを元に高速フェリーや高速コンテナ船等の次世代交通システムを導入した場合、また、新しい港湾や航路、陸路を設定した場合などを解析できる海上物流シミュレーションシステムを開発した。さらに日中両国の専門家を集めての国際ワークショップ「日中環境・エネルギー・物流フォーラム」を平成17年11月28日、29日の2日間、東京大学で開催し、両国の環境・エネルギー・物流問題についての報告および意見交換を行い、重点課題の設定とその研究拠点形成について検討した(参加者:中国10名、日本90名)。 これにより、中国を中心にしたアジア地域の発展を社会経済的に考察するための組織的基盤が形成され、このフォーラムで得られた課題に前述の海上物流シミュレーション等の手法を適用し、アジア地域のエネルギー輸送及び海上物流システムに提言できる体制が確立できた。
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