研究課題/領域番号 |
17636022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
梅田 直哉 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20314370)
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研究分担者 |
長谷川 和彦 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60106804)
橋本 博公 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (30397731)
池田 良穂 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授 (10117989)
石田 茂資 独立行政法人海上技術安全研究所, 海上安全研究領域, 上席研究員 (30360712)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 国際試験水槽会議 / CFD / 模型試験法 / SAFEDOR / パラメトリック横揺れ / 生存時間の推定 |
研究概要 |
本研究では、まず国内での復原性に関わる模型実験法の現状について、他機関の模型実験の見学も含めて調査を行った。それを踏まえて、英国エディンバラで行われた国際試験水槽会議やトルコ・イスタンブールでの国際船舶復原性ワークショップ、オランダ・ワーゲニンゲンでの国際試験水槽会議波浪中復原性研究委員会、英国ロンドンでのEUプロジェクトSAFEDOR公開ワークショップに出席し、その機会に海外の研究者との研究情報の交換や今後の国際共同研究の企画について打ち合わせを行った。その結果、米国のアイオワ大学のスターン教授とは、CFDによる復原性評価の検証のための模型実験を含む共同研究の実施で合意し、現在アメリカ側の研究費の内諾を得て、来年度の科研費申請(基盤B:代表者梅田)に成功した場合にはこの国際共同研究がスタートする。また、イタリアのトリエステ大学のフランシスクート教授とは、同大学のポスドク研究員を外国人特別研究員制度を利用して大阪大学に招へいしての共同研究をスタートさせることができた。この課題は不規則波中のパラメトリック横揺れの推定である。さらに、国際試験水槽会議波浪中復原性研究委員会が2006年2月に発足し、本研究の代表者の梅田がその議長を務め、研究分担者の石田、海外共同研究者のオランダ、イタリアの研究者、さらに英国、米国、ギリシャ、中国の研究者による、復原性評価のための模型試験法と数値計算法についての国際的な共同研究の枠組みを実現した。特にパラメトリック横揺れと生存時間の推定がその主要課題である。このようにして、所期の目的である国際共同研究の企画はほぼ達成されたと考える。
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