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深海高水圧中のパルスパワー放電による衝撃波生成と電磁波放射に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17645080
配分区分補助金
研究機関独立行政法人海洋研究開発機構

研究代表者

吉田 弘  独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋工学センター, サブリーダー (00359134)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
キーワードパルスパワー / 水中スパーカー / 水中電磁波
研究概要

高圧水槽ならびに実海域で試験できるように、小型高電圧パルス発生装置の試作を行なった。海中での発生した電磁波の伝播特性を計測するために、センサを開発した。発生した電磁波の周波数特性を計測した。モデル化の研究を実施した。成果を国内の学会(3件)で発表した。
平成19年度は実海域の試験を行うためのシップタイムが取れなかったため、実海域の圧力下での試験が実施できなかったが、平成20年度にシップタイムが取れているため、そこで実海域試験を行う計画である。
平成18年度までに製作したチャンバーならびにセンサを用いて、1000mまでの圧力下において1kVまでの電圧を放電ギャップに印加して、そのとき発生する弾性波と電磁波、放電電流を、パラメータを変化させて特性試験を行った。発生した水中の電磁波の周波数特性が比較的ブロードであることから、これを光源とした応用が考えられるため、海中での周波数特性を詳細に調べるために、まずは低圧力下での電磁波周波数特性の計測を行った。その結果、HF帯までの電磁波は水中を伝播できるらしいメカニズムがあることが分かった。今後の実験でさらに検証してゆく予定である。パルス放電はエネルギーを集中できる特徴があることから、発生した電磁波を用いてHF帯までの波長(水中ではm単位)を使った、深海アプリケーションが可能であることがわかった。これらの結果について、国内の学会にて3回発表した。また、実験結果をまとめ論文に投稿する。さらに平成20年度3月には実海域での放電試験を計画した。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 海中のELFならびにHF電磁波伝播の検討2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 弘
    • 学会等名
      社団法人物理探査学会第117回(平成19年度秋季)学術講演会
    • 発表場所
      北海道, 北海道大学
    • 年月日
      2007-10-07
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 海中のELF電磁波伝播計測2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 弘
    • 学会等名
      社団法人物理探査学会第116回(平成19年度春季)学術講演会
    • 発表場所
      東京, 早稲田大学
    • 年月日
      2007-05-30
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 海中大電力パルス放電の基礎研究2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 弘
    • 学会等名
      海洋理工学会
    • 発表場所
      東京, JAMSTEC東京事務所
    • 年月日
      2007-05-18
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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