研究課題/領域番号 |
17650160
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小竹 元基 東京大学, 大学院工学系研究科, 講師 (10345085)
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研究分担者 |
鎌田 実 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (20224644)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 高齢者 / 移動 / 認知特性 / 移動支援 / 情報端末 / 情報機器 / 認知能力 / 身体機能 / ユーザビリティ |
研究概要 |
高齢者の移動支援のために、色々なデバイス等が提案されている。しかしながら、一般の健常者対象にした機器を高齢者に適用しようとすると、高齢者特有の特性によって、ミスマッチが生じる。本研究では、高齢者の認知や身体能力を想定した上で、最適な情報提示による移動支援法を目指して、以下の取り組みを行った。 (1)高齢者のニーズ調査 鉄道駅等の利用において、乗換えや目的地へ向かって歩くことが困難なケースが多い。その基礎調査として、社団法人交通バリアフリー協議会と共同で、いくつかの実地調査を実施した。 (2)移動支援の方策検討 人が移動時にどんな情報をもとに歩いているか、基礎的な実験を行い、ランドマーク情報の得方、何を見て移動するか、地図からどんな情報を得るか等のデータを採取した。 (3)高齢者の生活・身体機能、認知特性の調査 高齢者といっても一くくりにできないため、種々の特性を有することについて、生活特性や身体機能、認知特性ことに分類を試みた。外出の頻度や経験、歩行速度や立ち幅跳び、さらに脳機能として、前頭葉の機能活性度を医学的に評価するWCSTや産総研の脳内の情報伝達・記憶を評価するAIST式認知特性試験などのデータを採取した。 (4)情報機器使用時の行動パターン分析 移動支援を携帯電話等の端末で行うと、このような情報機器をどのように使いこなせるかが重要となる。このため、携帯電話で特定の機能を操作行動として行なわせた際の、高齢者の行動パターンを検討した。具体的には、情報を発見、処理、行動を行なう操作履歴や注視点の分析から、迷いの状況を客観的に得ることができた。 (5)まとめ 上記の項目で得られたことを総合して、高齢者の移動支援のための方策についての知見をまとめた。
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