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中・高年齢者の健康増進・介護予防を目的とした運動処方システムの効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17650200
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関信州大学

研究代表者

木村 貞治  信州大学, 医学部, 教授 (70252111)

研究分担者 大平 雅美  信州大学, 医学部, 教授 (50262738)
横川 吉晴  信州大学, 医学部, 准教授 (50362140)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード中高年 / 健康増進 / 介護予防 / 運動処方 / 中・高年齢者 / 運動処方システム
研究概要

虚弱高齢者を対象として,介入群には,柔軟性,筋力,バランス,歩行持久力の向上を目的とした体力トレーニングを3か月間実施し,その前後での体力測定を実施した。体力トレーニングの方法として,柔軟性はストレッチング,筋力は自重およびマシーンを用いたレジスタンストレーニング,バランスはバランスマット上でのバランストレーニング,歩行持久力はストックを両手で持ったストックウォーキングをそれぞれ実施した.また,継続的な運動習慣のない対照群を募集し,3か月の期間を挟んで2回の体力測定だけを実施した.体力測定の項目は,柔軟性は長座位体前屈,筋力は握力及び等尺性膝伸展筋力,バランスは片脚起立保持時間および重心動揺距離および面積,歩行持久力はシャトルウォーキングテストにおける歩行距離,健康関連QOLはSF-36をそれぞれ指標とした.統計学的解析は,介入群,対照群ともに初回測定時と最終測定時における各体力要素の平均値の差の検定をt-testを用いて実施した。
結果として,介入群においては,握力,膝伸展筋力,バランス,歩行持久力,健康関連QOLにおいて有意な改善が認められた.一方,対照群においては,握力,バランス,健康関連QOLでは初回測定時と最終測定時において有意な変化は認められなかったが,膝伸展筋力,歩行持久力においては最終測定時において有意な低下が認められた.以上より,運動習慣のない虚弱高齢者においては,3か月という短い期間においても一部の体力要素の低下が認められるが,週に2回の継続的な運動を実施した場合には,上下肢の筋力,バランス,歩行持久力,健康関連QOLの向上を図ることができることが示唆された.

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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