研究課題/領域番号 |
17650211
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 宇部フロンティア大学 (2006) 産業医科大学 (2005) |
研究代表者 |
久保田 進也 宇部フロンティア大学, 准教授 (70320372)
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研究分担者 |
永田 頌史 (永田 頌司) 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (10108722)
三島 徳雄 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 助教授 (00181876)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | メンタルヘルス / リラクセーション / ストレス / 産業保健 / 通信講座 |
研究概要 |
研究の目的 本研究では、メールを中心とした「通信講座」によってリラクセーション法の指導を行い、その効果を検討した。さらに自律訓練法習熟者を対象に、唾液中のクロモグラニンAを指標としてリラクセーション中の生理的変化を検討した。 研究1:通信講座によるリラクセーション法指導に関する研究 対象者:通信による講座に応募してきた者12名(すべて女性、35.08±7.32)。 方法:対象者には、メールを中心に1ヶ月間指導を行った。効果評価は精神健康度を測定するGHQ12項目版、特性不安を測定するSTAIを「講座受講前、受講後、3ヶ月後」の3回実施した。 結果:解析は3回ともデータの揃った10名のデータを反復測定分散分析により行った。その結果、GHQ,STAIともに受講後に有意に数値が低下し(GHQ:p<0.001、STAI:p<0.01)、3ヵ月後にも維持されていた。対象者は、指導中「手や脚の温感」「リラックス感」を報告しており、通信による指導でもリラクセーション法の習得はかのうであると思われた。 研究2:クロモグラニンAを指標としたリラクセーション法の心理生理的効果評価に関する研究 対象者:自律訓練法の習熟者12名(男性7名、女性5名、30.73±7.96)。 方法:対象者は環境ビデオの鑑賞・自律訓練法の実施をそれぞれ行い、データを比較した。 ビデオ鑑賞群:クロモグラニンAを安静30分後、ビデオ鑑賞(15分)後、安静45分後にそれぞれ採取した。 自律訓練法群:クロモグラニンAを安静30分後、自律訓練実施(15分)後、安静45分後の3回採取した。なお質問紙はPOMSおよびSTAI(状態不安)をビデオ鑑賞前後と自律訓練法実施前後に実施した。 結果:自律訓練法群は、不安感の減少と活気の上昇が認められ、技法実施中のリラクセーションが確認されたが、クロモグラニンAに関しては、両群に有意な差は認められなかった。
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