• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

リアリティのある高等教育のためのシナリオベースeラーニングコンテンツの試作

研究課題

研究課題/領域番号 17650264
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関早稲田大学

研究代表者

向後 千春  早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (00186610)

研究分担者 野嶋 栄一郎  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20000086)
中村 光伴  熊本学園大学, 社会福祉学部, 専任講師 (40352398)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードeラーニング / 高等教育 / シナリオベース / コンテンツ / 大学院教育
研究概要

本研究の目的は、大学院で扱うような、リアルで複雑な問題解決を事例的に扱ってゆく教育をeラーニング上でどのように実現することができるかを、コンテンツをプロトタイプ開発することによって明らかにすることであった。
3年間の研究によって、eラーニングを実際に行っているケースを対象として予備的な調査を行い、どのような点がうまくいっているか、あるいはどのような点が不十分であるかを明らかにした。その結果、リアリティのあるeラーニングのためには、以下の3点:
(1)シナリオやケースが十分に練られ、迫真性があること
(2)シナリオの背景となるデータやビデオのリソースが豊富なこと
(3)メンター/コーチが適切なサポートをすることが重要であることが明らかになった。
その中から、次の2点について重点的に研究を進めた結果、かなりのデータを得ることができた。
(1)卒業研究が具体的にどのように進められ、途中でどのような成果を出していくかについてのビデオデータを蓄積した
(2)シナリオベースeラーニングを成功させるための、メンタリング/コーチングの具体的なスキルを明らかにするべく観察をした
特に、本研究が目的としたような、迫真性のある大学教育のためには、教材とともにメンター/コーチが学習者の活動をいかに促進するかが重要であることが明らかになった。今後は、これを実証レベルで明らかにするためにさらに研究を進めていきたい。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi