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超高密度メディア情報をもちいた学習意欲増進のための基礎的検討

研究課題

研究課題/領域番号 17650268
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関独立行政法人メディア教育開発センター

研究代表者

仁科 エミ  メディア教育開発センター, 研究開発部, 准教授 (20260010)

研究分担者 本田 学  国立精神・神経センター・神経研究所, 疾病研究第七部, 部長 (40321608)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード高精細映像 / 超広帯域音響 / 脳波α波 / 生理活性物質 / 4K映像 / ハイビジョン
研究概要

この研究では、近年の高速大容量メディア技術の進展によって提供することが可能となった人間の可知覚領域をこえる視聴覚情報によってひきおこされる脳基幹部及びそこから前頭前野に投射する報酬系神経ネットワークの活性化現象(ハイパーリアル・エフェクト)を応用し、生理学的背景に基づく学習意欲増進と脳深部の活性低下に起因する心身の病理の予防方略開発のための基礎的検討を行った。
1学習意欲増進に寄与する視聴覚情報の造特性の分析:熱帯雨林を代表とする自然環境が発する視聴覚情報に含まれる、不規則で連続的な振幅および周波数構造の非定常な変化の特徴抽出を行い、階層性をもたせた微分構造の抽出に成功した。
2実証実験用教材コンテンツの開発:上記の結果をふまえて、非侵襲脳機能イメージングによる実験で使用するための実験用音試料を高度化した。
3視聴覚情報が情動系・行動制御系・生体制御系に与える影響の検討:視覚情報が脳深部活性におよぼす効果を検討する磁気共鳴機能画像装置による計測の開発、聴覚情報が脳深部活性に及ぼす効果を検討する脳波DBA-index、血中のモノアミン系代謝物などの内分泌指標等を用いた計測手法を整備した。
4脳深部活性化現象を確保するメディア技術仕様の策定とプロトタイプの作成:以上の手法によって得られたデータに基づき、超高密度複雑性情報によって脳深部活性化を確保するとともに、健康増進性の生体反応を統計的有意に誘導するために必要なメディア技術仕様について調査・策定をおこなった。またそれに基づき、将来のより本格的な研究開発の基盤となるプロトタイプを作成した。
5先端的メディア技術をもちいた健康増進戦略のための基本的方法論の策定:以上の検討をふまえて、先端的メディア技術を用いた健康増進戦略を実現するために必要な基本的な方法論を策定した。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] From perception-oriented Cartesian arts to the new horizon of meta-perceptive Asian arts.2007

    • 著者名/発表者名
      Oohashi T, Nishina E
    • 学会等名
      ASIAGRAPH
    • 発表場所
      上海
    • 年月日
      2007-05-25
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 理科大好きな子供を育てる(担当箇所:仁科 エミ、森本 雅子、脳にやさしい」ICT学習環境、pp.151-169)2008

    • 著者名/発表者名
      無 藤隆(編著)
    • 総ページ数
      173
    • 出版者
      北大路書房
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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