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<パルダ>からの解放:マイクロファイナンスの制度設計と社会関係資本の役割

研究課題

研究課題/領域番号 17651137
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 ジェンダー
研究機関高知大学

研究代表者

飯国 芳明  高知大学, 黒潮圏海洋科学研究科, 教授 (40184337)

研究分担者 諸岡 慶昇  高知大学, 黒潮圏海洋科学研究科, 教授 (20380305)
安延 久美  高知大学, 国際農林水産業研究センター, 主任研究員 (30373228)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードマイクロファイナンス / ジェンダー / パルダ / バングラデシュ / ネットワーク / 社会関係資本
研究概要

本年度の研究は,1)バングラデシュにおけるフィールドワーク,および,2)収集したデータベース解析のための新しいツールの開発の2つである.フィールドワークについては,2006年7月日〜8月日までバングラデシュ・マニコンジュ地区のフィールドにて,マイクロファイナンスに属する住民(以下,会員)と属していない住民(以下,非会員)の間で,友人・地域内の住民,NGO職員,地方政府の政治家などに対する信頼度をヒアリングした.分析の結果,Bonding Social Capitalの形成は会員と非会員の間に差異がないものの,BridgingあるいはLinking Social Capitalの形成には差異が認められた.また,2007年2月日〜日に行った同地区のフィールドでは,ネットワークの形成過程をLinの分析を発展させた手法で分析し,過去20数年の問に形成された主要な人物と地区内女性との間のネットワーク形成の過程を解析した.その際,主要な人物の職業をprestige scoreで計測し,このスコアで形成されたネットワークを評価する手法を応用し,地域内の総ネットワークの価値を計測するとともに,マイクロファイナンスがそれにどのような形で寄与するかを明らかにし,マイクロファイナンス以外に基礎を置くネットワーク形成との間に発展経路の差異を確認した.また,個別のメンバー分析からは,マイクロファイナンスヘの参加後にネットワーク形成が及ぼす影響を直接計測する分析手法も開発し,地域全体におけるインパクトもグラフ化することに成功した.

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] The role of social capital in endogenous development2005

    • 著者名/発表者名
      Saharia Kanak, Yoshiaki Iiguni
    • 雑誌名

      Journal of rural problems vol.41 No.1

      ページ: 18-184

    • NAID

      130004249764

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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