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東南アジアを中心とする技術者倫理の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17652004
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 哲学・倫理学
研究機関都城工業高等専門学校

研究代表者

藤永 伸  都城工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (70209071)

研究分担者 岩瀬 真央美  兵庫県立大学, 経済学部, 准教授 (20360331)
田村 理恵  都城工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (40390554)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード高等専門学校 / ベトナム / 認定制度 / 社会道徳 / 技術者倫理 / インド
研究概要

研究の対象は大きく分けて1)日本国内での技術者倫理教育、および2)海外における技術者教育である。以下、二項目につき、研究実績の概要を述べる。
1)国内での技術者教育倫理教育
本研究では55の高等専門学校における技術者倫理教育の実態を調査した。調査項目は教科名、開講学年、担当教員数、必修選択の別などである.その結果、殆どの高専が、なんらかかの名称で技術者倫理に関する科目を専攻科で必修として開設していることが判明した。また、日本技術者教育認定機構(JABEE)による認定を受けている、もしくは受審しようとしている高専が殆どであることがわかり、両者の相関関係を知ることができた。また各校で使用されている教科書にも一定の傾向があることがつかめた。このような調査結果をまとめて、雑誌論文として発表した。
2)海外における技術者倫理教育
本研究で主な研究対象とした地域は東南アジアであり、その一例としてベトナムに関する調査研究を行った。また、比較対象としてパキスタンおよびインドにおける技術者倫理教育も憲とした。まず、ベトナムに関しては文献調査と現地調査とを行い、その結果、現時点では大学レベルでは特段の技術者倫理教育は実施されていないことが判明した.その理由として、国家的な思想教育の存在が挙げられる。また、その一方で大学関係者の間でその必要性が認識されていることも明らかになった。
パキスタン、インドに関しても文献調査と実地調査を行った。その結果、大学レベルでは殆ど技術者倫理教育が行われていないことが判明した。パキスタンではムスリム教育がその代替機能を果たしていると考えられる。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 高等専門学校における「技術者倫理」の現状2007

    • 著者名/発表者名
      藤永伸, 岩瀬真央美, 田村理恵
    • 雑誌名

      都城工業高等専門学校 研究報告 41

      ページ: 61-64

    • NAID

      110006392586

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ベトナムにおける技術者教育-高等教育機関における道徳・倫理教育を中心に-2007

    • 著者名/発表者名
      藤永伸, 岩瀬真央美
    • 雑誌名

      都城工業高等専門学校 研究報告 41

      ページ: 65-71

    • NAID

      110006392587

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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