研究課題/領域番号 |
17653033
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
寺石 雅英 群馬大学, 社会情報学部, 教授 (20217409)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 意思決定バイアス / 起業家教育 / 企業倒産 / ベンチャー企業 / 合理的意思決定 |
研究概要 |
本研究は、(1)ベンチャー倒産の回避を目的とした起業家教育プログラムの開発、(2)経営チームや従業員のモティベーションの高揚を目的とした起業家教育プログラムの開発という、2つの目的を有しており、平成18年度は(1)の最終の仕上げ部分と(2)に関する研究を実施した。具体的な実施結果は以下の通りである。 (1)倒産回避を目的とした起業家教育プログラムの開発 (1)の仕上げとして、前年度の研究をベースと「倒産回避を目的とした起業家教育プログラム」の開発を行った。 (2)ベンチャー企業への聞き取り調査 起業家のリーダーシップや従業員のモティベーションに焦点を当てた、一般企業の経営者、従業員、ならびにベンチャー企業の経営者(起業家)に対するインタビュー調査を行った。 (3)ベンチャー企業のマネジメント・コントロールの事例に関する資料収集 上記(2)を補完するための材料として、ベンチャー企業のマネジメント・コントロールの事例ならびに理論的研究成果に関する資料収集を行った。 (4)意図的な意思決定バイアスの創出が有効な事例の特定化とコントロール・プロセスの類型化 (2)ならびに(3)で調査・収集した事例のうち、意図的な意思決定バイアスが有効に機能した事例を抽出するとともに、それらを起業家が活用しやすいように類型化した。 (5)経営チームや従業員のモティベーションの高揚を目的とした起業家教育プログラムの開発 現在、(4)の作業をベースとして、経営チームや従業員のモティベーションの高揚を目的とした起業家教育プログラムを開発している途上である。倒産回避を目的としたプログラムと合わせて、小冊子を用いた1日コースの研修プログラムの開発を最終目標としている。
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